しりとりでは、お尻に「ん」が付いたら負け。おしまい。僕は尻に「ん」がつく言葉をいうと、物悲しい気分になる。○○ちゃん。とかね。何も続かない。何も始まらない。そこで終了、っていう気持ちになる。だから僕はあんまり言いたくないんだ。○○ちゃん、なん…

ちっちゃい「や」について、少々。僕は、女の子が発する最も美しい言葉は、「ゃ」だと思う。大きい「や」じゃなくて、ちっちゃい方の「や」。すなわち「ゃ」。大きいほうの「や」だと、どうにも気持ちがなえる。これは拒絶の言葉なんだ。本当に「嫌」なんだ…

昔、デパートに家族と出かけたとき、僕はあとについて歩きながら、漫画を読んでいた。ちびまる子ちゃん的な漫画。生理の話が出てきた。股間から血が出たとか、そういう話だった。赤飯がたかれていた。それを読んで、幼い僕はまったく理解できなかった。生理…

僕は華の匂いをかいで、いい香りだと感じたことがない。一度もない。基本的には、新体操の女子の演技後のワキの下のような匂いだと思う。そんなに素晴らしい香りじゃない。 例えば女の子と公園なんぞを歩き、なんらかの可憐なる華を発見し、「あら素敵。可憐…

今日は梨のお手玉をして遊んだ。僕はお手玉が得意なんだ。玉が二つなら、何万回でも、何兆回でも、死ぬまでだってできる。100回くらい数えたけど、それからあとはめんどくさくなって、何も考えずにやった。おどろいたことに、お手玉をしていると、何も考えな…