ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

あやみ様(以下敬称略)


「あや」っていう名前はよく聞くけど、「あやみ」という名前は滅多に聞かない。僕の友達に「あやみ」という名前の女の子がいて、その子とは去年知り合ったんだけど、それが僕にとって初めてのあやみとなった。友達は言いすぎたかもしれない。そんなに仲良くはない。でも僕は友達だと勝手に思ってる。


 しかし「あやみ」とは、ご両親も欲張ったものだ。「あや」だけでは飽き足らず、「み」まで加えるとは。あややだって、ウエッティだって、「あや」じゃないか。あれ以上美しくなれというのか。それは酷というものではないかな。


 でも、「あやみ」という名前は、とても素敵だと思う。ふくよかで健康的な可愛らしい女性を連想させるし、何しろ語呂がいい。何度口に出しても飽きない。あやみのある生活、梨華のある生活に匹敵しそうだ。カラオケに行っても、愛する人はあやみだけ、結局あやみあやみだね。あ〜やみ、ヲイ! あ〜やみ、ヲイ! てなもんだ。作詞作曲あやみ、シンガーソングライターあやみ。絶対CD買うし、ライブにも行って凝視する。市会議員あやみ。絶対投票するし、善政をしいてくれる。あやミルク。絶対飲むし、飲めばふくよかになれる。


 僕はそんなあやみが好きだ。もし僕があやみと結婚したら、子供にもあやみという名前を付けたいくらいだ。女ならもちろんのこと、男が生まれてもあやみと名付ける。家中どこを見てもあやみがいるなんて最高だ。区別がつかないじゃないか、みんなが一斉に振り向くじゃないか、とあなたは言うかもしれないけど、そこはちゃんと考えてある。妻のあやみは、「田中あやみ」と常にフルネームで呼ぶ。「おい、田中あやみ、コーヒーいれてくれないか」息子のあやみは、「アヤミ」とカタカナで呼ぶ。娘のあやみは、「あやみ☆」と星をつけて呼ぶ。あやみがどんなに増えても、大丈夫だ。あやみ女史とか、あやみ先生とか、あやみスパイラルとか、あやみ記念日とか、あやみ玉とか、あやみ工房、あやみプリンセス、あやみ2時50分、あやあやみ、あやみ(梨華ちゃん)、など、いくらでも呼び分けることが可能だ。僕はこう見えてそれなりに頭がいいんだ。


 そうは言っても、僕はあやみとは結婚しない。そこは、あやみには申し訳ないと思っている。あやみにも正直胸キュンはするけど、それはたぶん「あやみ」という名前に胸キュンしてるだけなんだ。いやそれは言い過ぎた、あやみごめん、あやみ本人も好きだ。それなりに。いや、かなり。そう、死ぬほど好きなんだ実は、あやみのことが。友達として。


 僕は、やっぱり梨華ちゃんのことが大好きだから、梨華ちゃんと結婚する。あやみが僕のことを好きだっていうのは、わかる。ふっち君はこの世に稀に見る美男子だし、心優しいし、頭脳明晰だし、将来が有望だし、何しろけがれを知らないからね。男が処女を求めるのと同じように、女も童貞を求めるっていうのもすごくわかるよ。
 罪な男だなあって、自分でも思う。僕もあやみの気持ちに応えたいっていうのは、ある、それはあるけど、恋心っていうのは、自分ではコントロールできないものなんだ。コントロールできる恋なんて恋じゃないと僕は思う。

 
 そのかわりと言っちゃ何だけど、僕が梨華ちゃんと結婚して子供が生まれたら、その子に「あやみ」と名付けようと思ってる。あやみだと思って、そのあやみを愛そうと思う。それでいいよね、あやみ。
 最後になるけど、これだけは言えるよ。あやみはとても素敵だ。素敵な名前だ。世界で一番だよ。名前だけは。心から愛しているよ、あやみ。友達として。*1 *2 *3

*1:ごめんなさい、全部つまらない冗談です。もしあやみを傷付けていたら消去します。本当は僕はあやみのことが好きなんです。友達として。

*2:というのもまた冗談というか、なんというか。

*3:ここでいうあやみは、あやみ本人とは一切関係がありません。