授業ないのに、


 9月卒業の手続きの為に大学へ。そしたら2枚の紙を渡されただけで「じゃあこれで、がんばってね君」と言われて終了。これだけの為に僕はわざわざ来たのかと。事務員の女性はひとつも笑わないんだね。少しくらい、笑顔を見せて。僕に幸せを分けて。


 9月卒業予定者に、僕はなったんだけど、ふと思った。卒業した後、僕はいったいどうするんだろう。何も考えてなかった。梨華ちゃんと結婚することしか考えてなかった。結婚できなかったらどうしよう。芥川賞なんかとれるはずもなく。だいたい小説なんか書いてないし書けないし。リカニーしかしてないし! 路頭に迷うよ! スーサイドしかないの! 僕の進路は、墓場なのかな。ゲゲゲの鬼太郎の手下になるのかな。学校も試験もないとか言って、ぐだぐだするのかな。