ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

彼女はいません。今までもいないしこれからもいません。


 家に帰ってきて、テレビを見ていたら、ママンに話しかけられた。「ねえあんた、彼女はいないの?」
 唐突な質問だと思った。いるよと嘘をつくのも、いないよと本当のことを言うのも、どちらも恥ずかしく思われたので、首を斜めに傾けて「さあ?」と答えた。
 「なんだ、いないの。さみしいわね」とママン。
 なんでかな、なんでわかっちゃったのかな。僕は曖昧ミーMINDな返事をしたのに。なんだか、すごくみじめな気持ちになったよ。
 「僕は、ぶっちゃけた話、梨華ちゃんを彼女にしたいんだ。他の女は眼中にないんだ。みんなミジンコみたいに見える。他の女をみても、あ、ミジンコだ。ピクピクしてるなあ。あはは、ミジンコのくせにおっぱいがありやがる。何その化粧、似合ってないぜ、って思うだけなんだ。ぜんぜんチンピクしねえんだよ」って、ママンにそう言おうかと思ったけど、きっと泣いちゃうからやめた。
 ママンが去ったあと、僕は梨華ちゃんのポスターに接吻をして、「ねえ梨華ちゃん、僕が好きなのは、梨華ちゃんだけだよ」って言った。接吻をするときは、鼻と鼻がぶつからないように、少し顔を斜めにした。度数で言えば、27度くらい。


 なんていうか、このようにクソ気持ちの悪い親不孝者の社会不適合者のリカニ大魔神は、さっさとくたばればいいと思う。俺はとにかく最悪の死に方をしろ。痰ツボに頭つっこんで窒息死しろ。和式の便器の中に寝そべってそのまま流されて浄水場のろ過するところに引っかかって死ね。
 でも、最終的には土葬してください。ゾンビになって優しい動物たちと暮らすんで。