笑笑で飲み


 オペラの授業があったんだけど、オペラは死亡していたので大学へは行かずに笑笑で飲もうと思った。
 笑笑へ向かう途中、いつも日記を拝読させていただいているmikiloveさんとすれ違った。会ったことはないけど、あ、mikiloveさんだと思った。僕は振り返って、
「あの、mikiloveさんですか、ひょっとして。もしかして」
「え? そうです、私はmikiloveですけど、あなたはふっち君ですか、まさかして」
「ええ、そのまさかです、僕はふっちんこです。奇遇ですね」
「奇遇ですね。まさかこんなところで出くわすとは」
 というわけで、二人で笑笑に入った。


 二人して発泡酒を飲みまくった。僕はだんだん頭がぼんやりしてきて、ついこんなことを大真面目に言ってしまった。


「あの、僕は梨華ちゃんと結婚したいんですけど、ええ、本気でそう思っているんですけど、どうしたらいいでしょうか。どうやったら結婚できますか。ネタとかじゃないんです、譲れない想いなんです、梨華ちゃんのことを梨華と呼ぶような、そんな関係になりたいんです。最終的には梨華ちゃんを孕ませたいんです。どうしたらいいですか」
「うーん、なかなか難しいですね・・・」
「高ければ高い壁の方が、登った時気持ちいいもんな」と、僕。
「え、なんですかそれ」
ミスターチルドレンです」
「そうですか・・・。でも梨華ちゃんという壁は、相当に高そうですね」
「でも登った時、気持ち良さそうです。僕はいったいどうやったら登れますか?」
「何かのスタッフになるとか・・・」
「スタッフですか・・・。その時点で結構ハードル高いですね。僕にはジャンプ力がないんです」
「なんか、あんまりいいアドバイスできなくてごめんなさい」
「いえ、こちらこそおかしな馬鹿げた相談をしてしまってごめんなさい」


 だいたいこんな話をしたような気がする。よく覚えてないけど。とにかく、痛いことを言ってしまって僕はものすごく後悔をしている。