マジヲタ論議


 茶碗さんは気がついたらいなくて、リトル君も気がついたら寝ていた。
 ark君が、やたらと梨華ちゃんを陵辱した。梨華ちゃんの名を呼びながら指をクイクイさせるという卑猥な動作を飽きることなく繰り返した。
 僕はだんだん腹が立ってきて、「梨華ちゃんを陵辱するのはやめてください。僕は梨華ちゃんのマジヲタですよ。よくもまあそんなことができますね僕の前で。どういう神経してんですかark君」と抗議した。そうしたら、
「ふっちさんは、マジヲタじゃないですよ。マジヲタはリカニーとかしませんよ」と言われた。僕はびっくりした。それは想定外だった。僕は自分のことをマジヲタだと思っていたのだ。まさか、マジヲタじゃないなんて!
「じゃあ僕は何なの。何者なの」
「そうですね、ふっちさんはズリヲタですね」
 そうか、僕はズリヲタだったのか。ズリヲタとか、ちょっとかっこ悪いなって思った。マジヲタになりたい、と思った。心の底から。