ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

タッチ


 今日もタッチを見た。タッチ切ないな。タッちゃんの、どうせ俺なんか南には釣り合わないよ、カッちゃんとよろしくやってればいいだろ、ていう投げやりな感じがすごく共感できる。自分を見てるみたいでさ。でも最終的にはタッちゃんは南ちゃんとくんずほぐれつという事になるわけで、うらやましい。なんだよこの上手くいかない感じは前振りなのかよ、ふざけんなよ。


 まてよ、ちょっと落ち着くんだ。ということは、僕の今のこの惨めな片想いも、前振りなんじゃないのか? いろんな伏線がちりばめられているんじゃないのか? ああ、こういうことだったのね、と納得するんじゃないのか? 握手会のときに梨華ちゃんがうつむいていたのも、そういうことだろ。なんだ。照れてたんだな。
「じつはあのとき、ふっち君の顔を見られなかったのはね、胸キュンしていたからなの。悪気はないの。不可避的なものだったのよ。許してくれる?」
 ばーか、梨華ちゃん、照れんなよいい年して。かわいいな。許すに決まってんだろ。そうだよ、抱きしめてあげる。ギュっとしてあげるからさあ、もう、いいんだよ、前振りとかネタフリとか伏線とかそういうのはさ。長すぎるんだよ前振りが。飽き飽きしてんだよ。はやいところ最終的な段階に立ち至ろうぜ。なあ。まだ? いつになったら? どこで僕らは出会うのかなばったりと。よしわかった、今からさいたま新都心行こうかな。梨華ちゃんと言えばさいたま新都心だからね。梨華ちゃんと会ったら、そうだな、ジョン・レノンミュージアムにでもしけこむことにするよ。ジョン・レノンになんか、一切興味がないけどね。