僕んち


 に、何だか知らないけど二人とも来た。途中コンビニに寄って酒を買い込んだ。何だか知らないけどark君がウイスキーを買った。そもそもこれが間違いだった。ウイスキーなんか買うべきじゃなかったんだ。


 美勇伝のライブDVDを見ながら、酒を飲んだ。
 梨華ちゃんのソロについて少々議論した。最終的には、Aメロ、Bメロでは光り輝く才能を感じるけれども、サビに入るとそのへんの素人みたいだね、っていうことで意見が一致した。個人的には、サビだと無駄な力が入りすぎるのが問題なんだと思う。梨華ちゃん、力を抜いて楽に歌ってごらん。


 まあそれで、ウイスキーを飲み始めたわけ。あ、これ結構うまいなって話になったわけ。300ミリのウイスキーあけて、みんな口をそろえて「いい気分だ。最高だね。人生って素晴らしいね」って言うわけ。そんで「もっと飲めばもっと気持ちよくなれるんじゃないか?」なんてみんな思ったんだろうね、またコンビニに行ってウイスキーとワインを買ってきた。ゆう君もark君も水を飲むようにしてウイスキーを飲んだロックで。僕がちびちび飲んでいたら、「おいふっち、もっとガンガン飲めよ」って2人してプレッシャーをかけてきた。僕は吐きそうな予感がしたので、ガンガンは飲まなかった。しばらくしたらark君はベッドに横になり、ゆう君は床にねそべった。「ゆう君、だいじょうぶか、ほらコーヒー牛乳を飲みなさい」と話しかけたら、ゆう君はむっくり起き上がってゲロをぶちまけた。びっくりした。ゲロを吐いたとたんにゆう君は意識を失って昏睡状態におちいった。僕は床に吐き出されたゲロを拭いた。大量のティッシュを使用した。
 ゲロティッシュをトイレに流したあと、胃がグルグルと音をたてた。僕も吐いた。でも僕はちゃんとトイレで吐いた。
 部屋にもどると、ゆう君がまた床に吐いていた。ゆう君は顔面蒼白で、死んでいるようにも見えた。でも脈をとってみたらちゃんと血が流れていた。僕も吐いていたし、ゲロ吐いた者が他人のゲロの処理をするのもおかしな話だと思って、放置して寝た。


 起きたら、部屋の中は非常にゲロくさかった。非常にすっぱい臭いがした。どうやらark君も吐いたらしかった。ベッドの上に。僕と梨華ちゃんの愛のベッドの上に。シングルベッドでゲロとお前抱いてた頃。ゲロはあらかた拭き取られていた。だけどゲロくさかった。
 ゲロ臭いなか、ハロモニの時間になったのでハロモニを観た。梨華ちゃんがかわいらしくスープカレーを食べていた。ark君はそれを観ながら、汚らしくゲロを吐いた。これが、3人合わせて5回目のゲロだった。


 ゆう君は「気持ち悪い、吐きそう、ゲロ臭い」と言いながら娘コンサートへ向かった。