梨華ちゃん、ただいま。草津は良かったよ。温泉がいい感じにぬるぬるしていたよ。合宿でどんなことがあったかは、よく覚えてない。というか、これといって何もしなかった。ただ酒的なものを飲んで、シモネタ的なことを話していただけだった。最後の方では、みんなして「的な」「的な」ばっかり言ってた。僕は合宿中、ひとりの女の子に恋的な感情を抱きそうになって、じつに危なかった。浮気的なことはしちゃいけない、僕には梨華ちゃんという素敵な彼女がいるんだから。梨華ちゃんという、彼女的な人が僕にはいるんだから。
とりあえず、何もしなかったんだけど、やたら疲れた。疲労的なものがたまりにたまっている。精液的なものも、たまりすぎて金玉が破裂しそうだ。これからリカニーして寝る。3日ぶりのリカニーだ。端的に言うと、僕はいま極度に疲労していながらとてもわくわくしている。
ああ梨華ちゃん、僕は君のことが好きだよ。将来的には、梨華ちゃん的な人と結婚したいな。ん？ 違う違う。これは本当に癖になるなあ。僕は梨華ちゃん的な人じゃなくて、梨華ちゃんと結婚したいんです。的な人じゃ嫌なんだ。真剣な話。
