かきたい


 ねえ僕はさ、僕の大好きな女の子の名前をかきたくてかきたくてしょうがないんだよ。同時に、その女の子でかきたくてかきたくてしょうがない。でも罰を科されているから、そのどちらもできない。辛いなあ。でも、かいたってかいたって、どうにもならないことは確かだ。一時ばかり気分が晴れるだけだ。希望のようなものは何も見えてこない。むしろ絶望の波が時間差でおとずれてくる。
 それで結局、僕は死にたいと思った。目をつむりながらどうやって死ぬか色々考えてみた。だけどそのどれも、苦しそうだった。楽そうなものは一つとしてなかった。何かないか。はやくなんとかしてくれ。気が狂いそうだ。