26日


 バイトに行く。馬鹿みたいに混んでいてあきれる。一方、年下のバイト仲間は、僕の仕事の遅さにあきれていた。笑顔でちくちくと文句を言う。結構、うんざりする。いまだかつてないほどやめたいと思った。でも、梨華ちゃんの笑顔や裸体を思い浮かべて、なんとか乗り切った。いつまでも客が絶えなかったし、朝までやらされそうな雰囲気だったけど、終電まで残業したのち、華麗に逃亡した。こんなところで自分を犠牲にするような義理は何一つない。それに、明日はディナーショーなんだ。寝坊したりするわけにはいかないんだ。


 でも結局は眠れなくて、朝になった。寝坊するかもしれない。恵比寿べきって、けっこう遠いしなあ。