3日


 午後6時ごろかな、起きたのは。梨華ちゃんのニックネームで、りかりんっていうのを思いついて、10時ごろまでずっとりかりんって言ってたかもしれない。梨華りんって、いいよね。なんか蜂蜜のいいかおりがただよってくる感じ。甘い生活。ふちりん、りかりん、っていう、生活。甘すぎて胸焼けしそうだ。だがそれがいい。りかりん。りかりんだいすき!


 それから、りかりん的生活からはもっともかけ離れたところに存在するモンテローザに行った。いやでいやでしかたがなかった。りかりんのことばっかり考えてた。りかりん的甘い生活についての夢想ばかりしていた。それでもやっぱり辛かった。そもそもりかりんもりかりん的スウィートライフもぜんぜんリアルじゃないからだ。僕はそこにたどりつけないからだ。おとぎ話じゃないかそんなの。ふざけんな。何がりかりんだ。ふちりんなんて呼んでくれるわけないだろ。もこみちのことをもこみんとは呼ぶかもしれないけどな。もこみんか・・・。もこみんだってさ・・・。ああああああああああああああ。


 あああああああ。とか言ってたらいつのまにかバイトが終わる。現実という鎖から一時とき放たれた僕は、りかりんとふちりんのワンダフルスウィートワールドへと旅立っていくことにする。できれば帰りたくない。僕はずっとずっとりかりんと一緒にいたい。でも、帰らないわけにはいかない。切ないことに。切ないよ、りかりん。死にたい。