梨華ちゃん

 と会食するというドリームを見た。梨華ちゃんが積極的に話しかけてくれて嬉しかったんだけど、別に僕に好意があるという感じではなかった。ただ自分の話を繰り広げたいだけみたいに見えた。もしくは気まずい沈黙を避けようとしているだけみたいに。僕は梨華ちゃんの顔もろくに見られなくて、ほとんど相づちを打つだけだった。何か話をしても、今までの道をなぞるか、あるいは見当違いの方向に進んで行った。いずれにしてもろくなことは話せなかった。僕はなんてつまらない人間なんだろう。こんなんじゃ誰にも好かれるわけはないよな。せっかく会食するチャンスを得たというのに、梨華ちゃんの気を引くようなことは何も言えなかった。梨華ちゃんはもう二度と僕には会ってくれないだろうな。