午前9時ごろに寝て、午後1時ごろに起きる。眠りはかなり浅かった。眠っていたかどうかも疑わしい。夢みたいなものはいくつか繰り広げられたけど、それが本当に夢だったとは断言できない。無意識につむがれた妄想だったのかもしれない。夢でも妄想でも特に違いはないような気もするけど。だいたいにおいて、僕が胸にいだいてる夢、梨華ちゃんと恋愛結婚するという夢、あえて仏滅の日を選んで挙式するという夢だって、妄想と言えば妄想だ。夢だって妄想だって変わりゃしないんだ。どうだっていいんだそんな区別は。馬鹿らしい。

 そして僕は睡眠不足のぼんやりした頭で、ぼんやりと小説を読んだ。mikiloveさんに借りた松本清張の本。とりあえず今度ドラマ化される「指」だけ読もう。なんていうか、シモネタが中心の話だった。エロい。白夜行もそうだったけど、小説ってなんでこんなにシモネタばっかりなんだろう。倫理・道徳的によろしくないんじゃないかな。まあいいや。ごってぃんが演じる弓子は、言ってみればあばずれだった。淫乱である。だって両刀だぜ。半端ねえ淫乱だよ。しかも人を殺す。犬まで殺す。倫理・道徳的によろしくない女だ。ごってぃんがどれだけ淫乱になれるか、残酷になれるかで、ドラマの価値は決まると思われる。とりあえずおっぱいは出さないと話にならないんじゃないか。ごってぃんは半端な仕事はしないと思うし、ごっぱいへの期待は高まるばかりだ。小説は、ご都合主義がすごくて、しかも言い訳がましく日常とは偶然に満ちたものであるとか言ってて、多少げんなりした。そんな都合のいい偶然なんてあるわけないだろうって思った。だったら僕にだって都合よく偶然が重なってもおかしくないってことになる。偶然、道ばたで梨華ちゃんとすれ違って、偶然にも梨華ちゃんが財布を落として、偶然にも僕がそれに気付いて、あれよあれよというまに仏滅の日に挙式ということだって、全然ありうるって話になる。そんなわけない。畜生、そんなわけないんだ。僕は畜生、くそったれとつぶやきながら、外出の準備をした。外出しじゃない。外出しの準備なんかいつだってできてる。でも、だからといって外出しするとは限らないけどね。たぶん中出しすると思う。ごめんね梨華ちゃん。だけどできちゃったときは男らしく責任をとるつもりだ。結婚しよう。とにかく僕は早大モー研の新年会に出席するために、外出した。でも、2月に新年会ってのもおかしな話だよなあ。