ark邸

 そういった乱痴気パーティも、夜が明けるとともにお開きになって、ゆう君と僕はark邸に行った。ゆう君は空気読まずにすぐにグースカ眠ってしまって、僕とark君とで飲酒・喫煙しながらDVDを観た。午前7時ごろまで何か話してたけど、よく覚えてない。少なくとも明るい話題はいっさい出なかった。外の明るさに反比例するかのように僕らは暗く沈んでいった。世の中はろくでもない。将来もろくでもない。それは疑う余地がなかった。だけれどそこには、一条の光がくっきりと射しこんでいた。それはark君にとってはたぶんごってぃんだったし、僕にとっては梨華ちゃんだった。僕は眠る。その光にすがるようにして、手をさしのべながら。

 昼過ぎ、目が覚めたときは、ひどい二日酔いだった。今日もまたろくでもない一日が始まる。