ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

しょっぱなから

 シモネタで申し訳ないと思うけど、と言って、謝罪するつもりはさらさらないんだけど、朝立ちがすごかった。ちんこが破裂しそうなほどの、とんでもない勃起だった。性欲がみなぎっていた。りかりんとエッチなことがしたい。馬鹿げてると思った。意味がわからない。昨日、3回もリカニーしたのに。僕はこの事態がうまくのみこめなくて、しばらくのあいだぼんやりした。ふと気が付いたらちんこはしんなりしていた。なんだったんだろう。一体僕のからだはどうしちゃったんだろう。どうしてこんなにエッチなことを追い求めるんだろう。おそろしい。子供なんて、絶対いらないのに。

 それから、することないので、ぼんやりと梨華ちゃんのポスターを眺めていたんだけど、梨華ちゃんが僕の目を見つめすぎるので、ぼんやりしているわけにもいかなくなって、きりっとした表情を浮かべるよう努めた。だけど髭がぼうぼうに生えていることに気が付いて、こんなんじゃきりっとした顔も台無しだと思って、あわてて洗面所に行って髭をそった。髭のそられるジョリジョリという音が心地よくて、つい嬉しくなって、愛あらばイッツオーライという曲を口ずさみ出すにいたったわけだけど、本当に愛があればイッツオーライなのかどうかと考え始め、じゃあそもそも愛ってなんなのかと、真理の探究を始めることになった。髭剃りが終わるころには僕は真理を発見していた。消去法でいったら、愛とはすなわちオナニーだった。相手を傷付けず、自分も傷つかず、相手を汚さず、自分も汚れずに人を深く愛する方法、それはまさにオナニーだった。オナニーしかない。僕は間違ってないんだ。リカニーすればイッツオーライなんだ。僕は部屋にもどって、梨華ちゃんの目をまじまじと見つめた。りかりん。好きだよ。超あいしてる。ちゅ。

 それから、美勇伝説2のDVDを買いに出かけた。店頭に並んだDVDのジャケットを見たら、昼だというのにクラクラディナータイムみたいな感じになって、脳味噌がぷよぷよになって、16連鎖くらいしてしまい、細胞が足りなくなり、判断能力が減退した結果、あやうく万引きしそうになった。りかりんを連れ去りたい世界の果てまで、その考えで脳内が埋め尽くされた。しかし僕はなんとか立ち直って、今僕が生きているのは高度資本主義社会なんだということに思い当たった。万引きはよろしくない、高度資本主義社会の歯車を乱すし、つかまってしまう。そんなわけで僕はおとなしく金を出してDVDを買った。

 早く見たかったけど、せっかく都会に出てきたし、ヒトカラでもしようかなと思った。ヒトカラは久しぶりだった。前回いつやったか思い出せないくらい。2時間半歌った。青春アミーゴとか、ソメイヨシノとかハイロウズを歌った。あと好きすぎてバカみたいも歌った。PVが流れて、りかりんが出てきたときは、胸がどきどきして、脳ぷよが18連鎖したために、声が震えてしかも音程を外してしまった。りかりんがかわいすぎて泣きそうになってしまい、最後にはほとんど涙声になった。ああ、憧れの相思相愛。

 帰る途中に、スーパーでたけのこの里を二つと発泡酒を買った。レジの店員が若い女性で、ちょっと緊張した。おつりを貰うときに手が触れそうになったので、ビクっとしてしまい、その拍子にレシートがひらりと落ちた。店員の人が、「あ、申し訳ありません」と言った。僕はそのとき、何か言おうと思ったんだけど、なんていったらいいかわからなくて、迷ったあげく変な声が出た。「あん・・・」みたいな、あえぎ声が出た。恥ずかしかった。なに感じてんだよ。

 帰宅して、とりあえずサンボマスターを聴きながら酒を飲んだ。そしたらだんだんテンションあがってきて、「サッ!」とか「マットン!」とか「メランコリック!」とか「バスロマン!」とかなんとか、いろいろ小声で叫んでしまった。家族に聞かれてなければいいけど。それから2歳くらいの姪っ子がやってきて、たけのこの里を一箱奪っていった。あん・・・それ、りかりんの分なのに。まあいいか、まだ一箱あるし。でも、バレンタインデーにチョコを強奪する女の子って、ちょっとどうかと思うよね。

 それから飯食ったりして、今にいたるわけだけど、いよいよ美勇伝説2のDVDを観ようと思います。新鮮な感動をお届けするために、実況中継します。酔ってるし、たぶん支離滅裂になると思うけど。