ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

ふっち君にとって、梨華ちゃんとは何ですか?

 お昼前、小春博士がやってきた。僕はねぼけまなこで応対した。博士は楽しい話をくりひろげた。僕はその話を楽しく聞いた。しかしながらその楽しい話は、30分くらいで終わってしまった。博士は言った、「あれ、おかしいな、もう話すことがなくなってしまったよ。あはは」。僕はそれを聞いて、ある種の切なさを感じたけれど、わろとけわろとけと思って、笑った。「あはは、まあ、そんなもんですよ、あはは」
 博士は、たくさんおみやげを持ってきてくれた。お酒とかお菓子とか。ありがとうございます。
 博士は、秋葉原の方に旅立った。僕はいっしょに行かないで、夢の中へもどっていった。梨華ちゃんに会えるかも知れない、夢の中へと。

 午後7時から、博士ほか数人とお酒を飲むことになっていた。服をきがえて、髪にドライヤーをかけて、家を出た。電車のドアの前に立って、ぼんやりと外を眺めた。ドアの窓ガラスがくもっていることに気付いた。僕はその窓ガラスに、指で相合傘を書きたいと思った。梨華ちゃん。そのとなりに、ふっち君。だけど僕はけっきょく、相合傘を書かなかった。どうしてかと言うと、周りの人にキチガイだと思われたくなかったから。

 笑笑。小春博士がいて、koasa大明神がいて、ジェダイの騎士がいて、仏様がいた。そうそうたるメンバーだった。僕だけが無価値人間だった。1時間30分くらいが過ぎると、小春博士が眠りに落ちた。テーブルにつっぷして眠っている。その姿は、小春的に無防備だった。とてもかわいかった。僕はkoasa大明神に、「koasaさんにとって、こんこんとは何ですか?」と質問した。koasaさんは言った、「こんこんが居たことで、僕のモチベーションはものすごくあがりましたね」。koasaさんにとってのこんこんは、生命の泉であるのだろうと僕は思う。それがなくなってしまったら、いったいどうなってしまうんだろう。「いまは、先のことは考えられないですね。とにかくこんこんが卒業するまで、精いっぱい応援したい、それだけです」

 では、僕にとって、梨華ちゃんとは何だろうと考えた。考えていると、仏様が尋ねた、「ふっち君にとって、梨華ちゃんとは何ですか?」と。僕の口が、ほとんど自動的に動いた。「僕にとって梨華ちゃんとは、オナペットです」