あいぼんを殺すなら僕を殺せ

 僕ははっきり言って極悪人であるから、腹を切らされて死ぬべきであると思う。それなのにどうして生きているんだろう。わけがわからない。僕はあいぼんより悪いことをたくさんしてきたのに、さらに言えば今もこころのなかは悪事的計画でいっぱいであるのに、どうして僕が糾弾されることなくいたいけなあいぼんちゃんがコラーって怒られるのだろうか。わけがわからない。僕は煙草を1万本くらい吸ったし、生採りおっぱいちゃんも10万回ほど嘗め回した。この場合の一回は、舌の「チロ」が一回である。ちろちろとやっちゃえば二回である。

 そして僕は空想の中でたくさんの人を殺した。地獄の業火に焼かれた上で腹を切らされて死ぬべきである。僕は何をかくそう、コンサート会場の梨華ちゃんヲタを皆殺しにすることを空想するのがこのうえなく好きである。「梨華ちゃん!」と叫ぶものが一人いれば、槍投げの要領でヤリを投げてそいつを刺し貫くことを計画する。また「梨華ちゃん!」と誰かが叫べば、そいつのお母さんのまんこの中にぶっといキュウリを血が出るまで差し込んでやった上でそいつのちんこを黒いはさみで切り落としてやろうと考える。そのようにして僕は皆殺しをたくらむ。僕にとってそれがリカニーに次ぐ二番目の趣味である。ああおそろしい、なんという悪人だろう。

 さらに僕はお酒を飲みすぎてゲロを吐いたことが何度もある。他人のベッドの上に吐いたこともある。これは僕ではなかったかなあ。いやたぶん僕だろう。そんな極悪なことをするのは僕にきまっている。僕は人のベッドに反吐をぶちまけておいて、煙草をプカーリとやりながら「これって俺がやったの?」みたいなことを言ってとぼける、最悪の男である。死んだほうがいい。僕はロッキーや、あいぼんのかわりに、どうして死なないのか、どうして世界から追放されないのか、まったく不思議でならない。