中野駅北口の近くに坂道があってさ、そこに露店が並んでいたんだ。僕はいつものようにそこに吸い寄せられて写真たちにこんにちは。そしたら心臓に悪いことに、売られているのは梨華ちゃんの写真ばっかりで、しかも、エロい感じのがほとんどだった。僕は鼻息が荒くなり、「梨華ちゃん! たまんないよ僕!」と叫び出しそうになったが、ここで警察と仲良くしたくはなかったので叫ばなかった。写真にうつるあの子はとても可愛くて魅力的で、喉から手が出るほどでしたが、盗撮行為に加担するような事はしたくなかったので、喉から出かけた手を飲み込み、その場から立ち去りました。後ろ髪をひかれることはなかった。なぜなら坊主だから。坊主じゃなかったら髪をひかれて、買っちゃったかもしれず、ハゲにしといて良かった。ハゲじゃないけど。