サンボマスター×ミドリ

 21日、サンボマスターミドリのライブを見に行きました。サンボマスターは相変わらず最高だった。

 ボーカルの山口さんは『very special!!』のときには、観客の顔にマイクを近づけて一緒に叫び、ミドリの後藤まりこ嬢を楽屋から連れてきて一緒に歌った。いつもセーラー服を着て歌っているまりこ嬢の私服すがたを見られたのは嬉しかった。笑顔はキュートだった。それから山口さんは「まだ俺たちは一つになってねえぞ!」と叫ぶや舞台袖に消えた。しばらくして後ろの入口から客席に乱入してきた。ホールの真ん中らへんで山口さんはもみくちゃにされ、観客のみんなに胴上げ風に体を持ち上げられ、高く上がったり沈んだりしながら舞台に向かって転がっていった。

 ミドリのライブでは、セーラー服を着たまりこ嬢が、極めてやりたい放題にやっていた。とてもシヴィれた。演奏時間の半分くらいは客の頭の上に仁王立ちしたり寝転がったりしていた。終わったあと、近くの女性が「ミドリやばい! ミドリやばい!」と興奮していた。どうでもいいけど、ライブハウスに来ている女の子ってなんであんなに可愛くて良い匂いがするんだろう。何回も惚れてしまいそうになったけど、僕には梨華ちゃんがいるので惚れなかった。

 ライブが終わった後、生まれて初めて出待ちをした。ライブ後30分ほど経つと、いつの間にかボーカルの山口さんや、ベースの近藤さん、ドラムの木内さんが道端に立っていて、出待ちの長い行列が出来ていた。「出待ちの方はこちらに並んでください」とスタッフが言う。僕は列の最後尾に立った。僕の前には30人ほど並んでいる。憧れのロックスターと話をするのだ。そう思うと緊張して足が震えた。列の流れは恐ろしくスローである。一人200秒くらい話してサインをもらっている。僕もサインが欲しいなあ、と思った。何に書いてもらうか考えた結果、偶然持ってきていた梨華ちゃんのうちわに書いてもらうことに決めた。1時間ほど待つと、ついに僕の番になった。

 ふ「こんにちは、はじめまして。あの、山口さんってアイドルが好きですよね」
 山「ほえ?」
 ふ「じつは僕も、アイドルが好きなんです。このウチワの女の子に恋をしていて、この子を想うと夜も眠れないんです」
 山「なるほどねえ。俺もアイドルが好きだけど、どっちかというとグラビアアイドル派だな。あ、この子は、石川梨華ちゃんじゃないの」
 ふ「ええ、そうです。この子に恋をしているんです。夜も眠れないときには、サンボマスターの曲を聴いて元気を出しています」
 山「えー! そこは梨華ちゃんの歌じゃないの?」
 ふ「梨華ちゃんの歌声を聴くと切なくなっちゃうから…」
 山「あー、そうだよなあ…」
 ふ「ええ…」
 山「アイドルを見てると、こんなに綺麗なんだからきっと彼氏がいるんだろうなあって思っちゃうんだけど、いたとしてもそれに耐えるというのが男の生きる道というか…」
 ふ「そうですよね…」
 ふ「あの、それで、もしよかったらこのウチワにサインしてください」
 山「えっ、俺みたいな奴がこのウチワに書きこんじゃっていいの?」
 ふ「いいんです。書いてください。僕と梨華ちゃんがうまくいくためのおまじないとして」
 山「じゃあひとつ、恋が成就することを祈って」
 ふ「ありがとうございます!」
 山「梨華ちゃんの邪魔をしちゃいけないからなあ、どこに書こうかな。じゃあ隅っこのほうに」
 ウチワが手渡され、
 ふ「ありがとうございます!」
 山「あ、ちょっともう一回そのウチワ見せて」
 山口さんはウチワの裏側を見る。そこにはモーニング娘のメンバーが印刷されている。
 山「俺、ハロプロではこの子が、高橋愛ちゃんが好きなんだよなあ」
 ふ「そうなんですか」
 山「すくすく成長してほしいと思ってるよ」
 ふ「ですよね〜」
 山「今ハロプロでは何が一番来てるの? ベリーズ工房?」
 ふ「ベリーズ℃-uteかっていうところですね」
 山「なるほど。コンサートとか行ったりするの?」
 ふ「ええ、行きます」
 山「あのさ、こないだ電車乗ってたら、ハロプロのファンの人たちが近くに居たんだけど、真面目な人たちだったなあ。みんなで反省会をしてるんだから」
 ふ「あはは、よくやります」

当日の山口さんのブログ