ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

その4

 午前4時すぎくらいに、名古屋駅前に着いて、夜行バスから降ろされました。まだ日が昇っておらず、ほとんど真っ暗であったし、かなり空気が冷たかった。人はほとんど歩いていなかった。この日は晴れると聞いていたから、ネルシャツにカーディガンしか着てなかったので、体が小刻みに震えましたし、えも言われぬ孤独感に包まれました。ふみゅう…となりながら、「こんな時間にバスから降ろされてどうしたらいいの。寒いし、ふざけないで! 私もう帰る!」というような愚痴をツイートをしたら、フォロワーの人が構ってくれたので、少し寂しさが紛れました。

 体を縮こませながらコンビニに行くと、ヤンマガかなんかの表に指原が載っていたので、おもむろにそれを手に取りました。指原の水着姿がいっぱいあって、結構エロかったですが、私のチンコはピクリとも反応しませんでした。

 しかしその割りに、私はサシニーをしたことがあります。サシニーをしたことがあってしまい、申し訳ありません。さいきん私が、男のすなるサシニーというものを、月に1.5回ほどのペースでとりおこなっている、という説がありますが、それは恥ずかしながら事実です。以前は、梨華ちゃんでしかオナニーしない、ということをムキになって主張していましたし、梨華ちゃんでしかしない時期が3年間くらいありましたが、最近は色んな人でするようにしています。するようにしている、というところがポイントです。

 梨華ちゃんでのみオナニーしていると、好きになりすぎてしまい、精神病になってしまうのです。それを避けるために、意識的に、色んな人でオナニーするようにしています。もっとも大事なのは、おのれのロマンチックを追求して美しく死ぬことではなく、心の健康を維持して笑顔で生きることである、という考え方に最近なりました。

 そういうわけで、サシニーをたまにはするけど、コンビニで指原の水着グラビアを見たとき、チンコはピクリとも反応しませんでした。というのはウソで、ちょっとだけ反応した。ピクッてなった。でも僕は性欲を理性でコントロールするのがとても上手いので、コンビニのトイレでオナニーをするようなことはなかった。アメを買って店を出ました。店員のおばちゃんが名古屋弁と思われる弁を喋っていたので、遠くにやってきたことを実感した。

 「梨華ちゃんは今ごろ何をしてるのかな。ふちりんは名古屋まで来たお。えへ」と思いながら、まだ薄暗い道をふらふら歩いていると、おなかが空いていることに気付きました。赤い光を放っている食べ物屋が遠くに見えました。すき家でした。

 すき屋に入った私は、「名古屋まで来てすき家でメシを食べたってことをツイートしたら、ウケるかなあ。名古屋にいるあいだ中ずっと、全国チェーン店でしかメシを食べなかったら、もっとウケるのでは?」と思いながら、牛丼みたいな感じの料理を食べました。すき家の、日本のどこでも食べられる料理を食べた後、私は次にどうすればいいかわからなくなり、幽霊のような足取りで歩きはじめました。