ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

石川梨華カジュアルディナーショー〜It's a RIKA time vol.5〜日記その2

 店の入口の脇にグッズ売り場がありました。このまるで月9のようにお洒落なミュージックレストラン「ラ・ドンナ」の前にアイドルグッズが並んでいる様には、いささかの違和感を覚えずにはいられなかったが、特に気にすることもなく売り場へと前進し、4つのグッズを全て購入しました。グッズは、生写真が3種類と、梨華ちゃんの描いた可愛らしいウサギさん、りかうさの顔(りかうさには胴体が存在しない)が立体的に彫り込まれたピースフルなコースターでした。僕は鞄をコインロッカーに預けていたので、本来なら裸で渡されるところ、袋に入れてもらいました。その袋を手に持ちながら入口の受付に並んでいるとき、重大な事実に気がつきました。コインロッカーの鍵は? 僕はロッカーに鞄を入れて扉を閉じただけで、鍵を手にしていないし、鍵に代わる何かも、これと言って思いつかなかった。僕は慌てて列から離れロッカーに戻って説明書きを見ると、鍵に代わる何かはこの場合レシートのバーコードであることがわかりました。ロッカー中央の機械の下方の穴から、白いがひっそりとはみ出しているのを発見しました。もしこのが誰かに発見されていたらカバンは盗まれていたのだ、と思うと、背筋がヒヤリとしました。これがコインロッカーに関して発生した一つ目の事件です。

 僕はレシートを丁寧に財布に収納し、やや不規則に脈打つ心臓をなだめつつ再び受付に並びました。Bテーブルの42番、それが僕の席でしたから、そう係の人に告げて会場に入りました。係の人に案内されながら、プレゼントBOXを横目で探したが、それはどこにもないように思えました。もしかしたらあったのかもしれないけど、僕の目には映らなかった。手、せっかく書いてきたのに、渡せないのかもしれない、と悲しい気持ちになりました。自分の席に座ると、梨華ちゃんヲタ界の重鎮であるヒッシー会長の姿が目に入りました。ヒッシー会長は、去年の7月、八ヶ岳バスツアーの時の七夕の短冊に、梨華ちゃんをできるだけ長く応援できるようにできるだけ長生きしたい、という趣旨の名言を書き残したことで有名な、いつも仏のように穏やかな微笑みを浮かべている紳士的なおじさまです。ヒッシー会長は梨華ちゃんにも愛されているし、今後も梨華ヲタとして生きていくにはちゃんと挨拶しなければならないのではないか、と常に思っているのですが、僕はシャイすぎるし、会長はいつも仲間たちに囲まれているため、なかなか挨拶するまでには至りません。神仏に拝むような気持ちで会長の穏やかな笑顔を遠くから眺めていると、「同窓会みたいだね!」という声が客席のそこここで上がっていることに気付きました。その日のディナーショーには、昔からの梨華ちゃんファンが集結しているようなのでした。僕はこのようなだいぶ頭のおかしい日記を書いていることもあり、梨華ちゃんファンの友人がほぼ0人なので、友だちが1人もいなかったのに同窓会に参加した謎の人、みたいな感じになり、多少の気まずさに包まれましたが、事前に長谷部選手の『心を整える』を読んで心が整っていたので大丈夫でした。