石川梨華カジュアルディナーショー〜It's a RIKA time vol.5〜日記その3

 若くておしゃれな女性店員が近寄ってきて、ウェルカムドリンクは何にしますか?と尋ねました。僕はいつもディナーショーの食事タイムに酒を飲みすぎた結果、ライブ中の大事なところで尿意と格闘することになりライブに集中できなくなってしまうため、断腸の思いで「ウーロン茶を」と答えました。本当はお酒を飲みたかった。大好きな梨華ちゃんの笑顔を見ながら、歌を聴きながらお酒を飲むことほど幸せな状況はありません。でも僕は、しらふで梨華ちゃんに向き合うことに決めたのでした。

 心を落ち着かせるかのように、ウーロン茶を少しずつ飲んでいると、客席のどこかから「ここにはまゆゆはいないぞ〜!(笑)」という大きな声が聞こえてきました。僕は「あ! 推し変いじりだ! ヲタの会話でいちばん盛り上がるやつだ! それにしても、梨華ちゃんからまゆゆ推し変するなんて、なんというわかりやすい推し変の仕方だろう、なんて面食いな人なんだろう」と思いました。僕はAKBの中では、梨華ちゃんと真逆の種類の人間である指原さんが好きなので、あまり人に理解されることがありません。「なんで指原? 梨華ちゃんと真逆じゃん」とよく言われます。自分でも自分の好みがよくわからないのだが、性格、顔、キャラクター、スキャンダルの有無など、あらゆる点で梨華ちゃんと対極に位置する指原さんを心の中に住まわせることによって、自分の中の欠乏している何かを補っているのかもしれません。また、心の天秤のバランスを取るかのように、指原さんを梨華ちゃんとは逆のお皿に乗せ、精神の安定を得ているのかもしれない。確かに言えるのは、梨華ちゃんが好きすぎて心が張りつめているとき、指原のだらしない顔を目にしてテキトーな発言を耳にするとふっと楽になれる、心がゆるくなる、ということです。僕はどうやら生まれつき愛情が巨大すぎるし、梨華ちゃんが女性として魅力的すぎるので、梨華ちゃんを見つめているとどうしても好きになりすぎ、心が悲しみや苦しみでいっぱいになり、この世界から逃げ出したくなってしまいます。今でも梨華ちゃんをこうして大好きでいられるのは、心をゆるくしてくれるだらしないアイドル、指原さんのおかげでもあるのかもしれません。