ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その5)

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 ヤフーニュースのコメント欄で心ない人びとに叩かれたことが一種のトラウマになっているのか、梨華ちゃんSNSに対する恐れを表明していました。梨華ちゃんの気持ちはよくわかります。僕もSNSが恐ろしいです。とりわけ強い恐怖を感じるのは、言うまでもなくX(旧Twitter)です。Xにはあらゆる種類の人間たちの負の感情が渦巻いており、それに巻き込まれるとクオリティオブライフがいちじるしく下がるので、最近はできるだけ距離を置くように心がけています。僕はXがTwitterだった頃に一度、「このガチ恋オタクはいつか推しメンを刺すから、事前に逮捕したほうがいい」という趣旨のことを書かれました。とあるシンガーソングライターが、ファンの男に刺される事件が発生した時のことでした(当初は、地下アイドルが刺されたと報道されていた)。

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 しかしながら僕は結局、梨華ちゃんが結婚をしても妊娠をしても刺さなかったので、当時僕のことを「事前に逮捕したほうがいい」と言っていた人たちには謝ってほしいです。そもそも僕は、一匹の蚊を殺すことすらできない人間だし、誰かを殺すくらいなら自死することを選ぶ人間です。僕が書いたこの短い小説の主人公のように。

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 そういうことを言う人たちって、大体において、叩く対象のことをほとんど何も知らずに、何となくのイメージだけで攻撃してるんですよね。本当にくだらない人びとです。でもそういう救いようのない人間って存在します。心が暗黒で満ちていて、光のさす余地の全くない人間って、この世の中には確実に一定数いるんですよね。残念なことに。

 昔の僕は性善説のようなものを信じていて、「どんな人間とだって話せば分かり合えるんだ」と思っていたけれど、Twitterなどで悪意のかたまりのような人びとを見たり、関わったりしているうちに、「話せば分かり合える」なんて幻想なんだと思うようになりました。そういう人間とどれだけ話し合ったところで、その人間は悪意のかたまりでしかなく、僕の言葉は、彼(または彼女)の心にあるブラックホールに吸い込まれるようにしてむなしく消えていき、分かり合えることは決してないのだ。そう思うようになったのです。また、僕はもう40代で若くはなく、身体のあちこちにボロが出てきており、人生の残り時間があまり多くはなさそうなので、そういう暗黒な人間たちと分かり合おうとするよりも、僕の好きな人たちや、僕を好いてくれる人たちとの時間を大切にしたいと思うようにもなりました。だからヤフーニュースのコメント欄も見ないし、Xのおすすめタブは1秒も見ないし、好きなアイドルたち(大宮アイドール等)に心温まるリプライを送りまくっています。SNSにおける重心は、悪意の渦巻いているXではなく、Instagramに置いています。そこでは可愛いシーズー犬の写真や、梨華ちゃんさゆみんの写真しか出てこなくて平和なので。もし気が向いたらフォローしてください。毎日、罪のない写真を投稿しています。僕はインスタを始めてから、花鳥風月に親しむようになりました。

僕のインスタはこんな感じです

 ヤフコメやXで誰かを攻撃したり煽ったりすると、一時的には気持ちよくなれます。しかし不可避的に、相手や第三者からの反撃に備えて緊張することになります。その精神状態は、幸福というものからかなり遠いところにあると思います。僕にもそういう苦い経験がたくさんあります。逆に、誰かを褒めると、相手の心だけでなく自分の心もぽかぽかしてきます。褒められて怒る人はいないので、反撃に備えて緊張する必要もありません。むしろ好かれます。どう考えても、誰かを攻撃したり煽ったりするよりも、誰かを褒めたり心温まるリプを送ったりするほうが幸せになれます。今風に言えばコスパが良いです。僕は最近それをつくづく実感しています。ヤフコメやXで誰かを攻撃して一時的な快楽を得ては、臨戦態勢になって緊張する日々を過ごしている人たちには、自分の幸福について冷静に考えてみて欲しいです。今の自分の言動が幸福に繋がるのか? もっと幸福になれる道が他にあるのではないか?と。

 梨華ちゃんは、幼い息子2人の写真を紹介しながら、子育ての苦労や喜びを幸せそうに語っていました。「梨華ちゃんが幸せそうで本当によかった…!」と思いました。「もし僕と結婚していたら、梨華ちゃんはひどく苦労をしただろう。梨華ちゃんは僕と結婚しなくてよかったんだ。それで幸せになるのはきっと僕だけなんだから」と。そして、三姉妹の次女として育ち、男子の生態をよく知らなかった梨華ちゃんは、「男の子は単純で可愛い」と感慨深げに語っていました。司会の男性は「男は大人になっても単純でバカですよ!」みたいな感じのことを言っていました。バカとまでは言ってないかもしれないけど。でも実際のところ、男はいくつになっても単純でバカだと僕も思います。人間だからもちろん複雑な心模様もあるけれど、単純でバカな部分は女よりかなり大きいと思います。僕は単純に梨華ちゃんのことが好きだし、バカみたいなほど梨華ちゃんのことが好きです。好きすぎてバカみたいです。そんな僕のことも、「単純で可愛い」と思ってもらえたらいいんだけど。


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 梨華ちゃんの人生40年を秘蔵写真で振り返るコーナーが終わると、ファン参加型のクイズコーナーが始まりました。事前に配られていた赤と青の用紙を使って、梨華ちゃんに関するクイズに回答してほしい、とのことです。

クイズコーナー用の回答用紙

 「私の体重と視力で、20年前から変わっていないのはどっちでしょう?」という問題が出され、僕は目の前の梨華ちゃんの体型を見ながら、20年くらい前の写真集『華美』の梨華ちゃんを思い浮かべました。するとその2人の梨華ちゃんの体型はほとんど変わらなかったので、僕は「答えは体重だ!」と思い、それに対応する用紙を胸のあたりに掲げました。しかして僕は正解しました。梨華ちゃんは「子供を2人産んで育てる過程で、不可避的にぽっちゃりする時期があったけれど、ダイエットをがんばって20年前と同じくらいの体重に戻した」という趣旨の説明をしました。間違えるオタクも多くいた中で、僕が見事に正解できたのは、梨華ちゃんの写真集を未だに週4回くらいは眺めているからだと思います。いや、眺めていると言うより見つめています。梨華ちゃんの像が、僕の頭のなかで動き出すくらいしっかりと、長く。

 梨華ちゃんは視力の話をする中で、「ライブ中に私と目が合うことはなかったと思うけど(笑)」と言い、オタクたちは一斉に笑いました。僕の真後ろのオタク氏は、全盛期のダウンタウンのフリートークを聴いているかのように楽しげに笑いました。もちろん僕も笑みを浮かべました。「ライブ中に梨華ちゃんと目が合わないのは僕だけじゃなかった!」と安堵しながら。なにしろ僕は、12年くらい前の「梨華コラ。」イベントで最前列のど真ん中という神席が当たったことがあるんだけど、それにもかかわらず梨華ちゃんとは全く目が合わなかったのです。ライブ中の梨華ちゃんはいつも、我々ではなく、空中のどこか一点を見つめて歌っていました。それはおそらく、オタクの誰かを特別扱いすることなく、全員を平等に愛したいという想いから来ているのだと思います。梨華ちゃんありがとう。