名古屋旅行日記

その17(終)

インターネッ友との会食でビールを1杯飲んだ僕は、ちょっといい気分になり、メイド喫茶へ行きたい気持ちがさらにふくらんだ。そして思ったのが、「僕の足の臭さは、もしかして相当なものになっているのでは?」ということだった。 「今日は朝から公園まで歩…

その16

御園座から出てきた僕の頭は、寝不足と疲労と梨華ちゃんと太陽のせいでぼんやりしていたが、せっかく名古屋に来たことだし、名古屋城に行こうと思った。地下鉄名城線で最寄りの市役所駅に行き、深い堀に沿って名古屋城本丸を目指して歩く。その途中の東門に…

その15

場内が暗くなって、前方の巨大な幕が上がっていった。2階建ての和風な一軒家がそこには存在していた。庭でやんちゃしている子供を、和風な装いの梨華ちゃんがかまっていた。梨華ちゃんのちょっと高い可愛い声が耳に入ってきた。胸がドキドキしたが、同時に安…

その14

噴水による大規模で美しい芸術をしばらく眺めていたら、僕のくすぶったココロはけっこう洗われました。そして白川公園を出て(やっと出た)、とうとう御園座に入りました。そして舞台を観て、感動して、御園座を出て、帰りの深夜バスで新宿に帰りました。名古…

その13

ベンチに座ってのんびりしたあと、噴水を見ました。左のほうに見えていた大きな長方形の噴水が急に暴れだしたのです。しかしそれはよく見ると、むやみに暴れているのではなく、決められた規則に従って大小の水を噴き出していました。大いなる噴水芸術でした…

その12

銀色の巨大な玉を見飽きた僕は、することもないので、ウォークマンで音楽を聴こうと思い立った。太陽がぽかぽか暖かく、風はふわふわと優しく、絵に描いたような春の陽気だったため、サンボマスターの『春なんです』を聴きはじめた。今ベンチに座っている僕…

その11

かわいいワンちゃんが美人の女とともにトットコ去っていった後、清潔感のある春の空を何げなく眺めていると、その空の下方を大胆に覆っている恐ろしく無機的な球体が目に入った。それはお台場のフジテレビの建物の左上のあたりにある例の玉と実によく似てい…

その10

ヒゲを剃った後は順調に歯磨きをして顔を洗い、とてもすっきりした僕は、近くの自動販売機で六甲のおいしい水を購入した。ごくごくと飲んだ。暑さによる汗と精神的緊張による汗でけっこう水分を失っていた僕の体に、それはどんどん染み渡っていった。 まだ舞…

その9

春の太陽は少しずつ空の頂上に近づいてきていた。極度の汗っかきである私は、わき汗が気になり始めたが、まだ大丈夫だろうと思った。暑かったらTシャツ一枚になればいいし、そうすれば汗染みができるほどにはならないだろう。 白川公園は御園座からすぐ近く…

その8

舞台が行われる御園座(みそのざ)と、その近くの白川公園の場所をパソコンの中に住むグーグル大先生に教えてもらっていた私は、名古屋駅前の漫画喫茶から歩いて向かいました。まだ午前9時くらいだったが、太陽が素晴らしく照り付けていたため、歩きながら汗が…

その7

今日は梨華ちゃんの舞台を観るのだし、梨華ちゃんのブログの最近のエントリーを読んでおこうと思い、「石川梨華」で検索してみました。すると、梨華ちゃんが処女を告白した、という旨のまとめサイトが上の方に出たので、私の筋肉に不自然な力が入り、リクラ…

その6

リクライニングチェア問題が一段落した私は、ドリンクバーであったかいお茶をくみ、帰りに東京大学物語の最終巻を取ってきた。東大物語ってどういう風に終わったっけ、とちょっと気になったのである。そして読み始めると、遥ちゃんと村上君がセックスをしま…

その5

まだ朝の5時くらいだった。「これはもう漫喫しかないだろう」と思って、漫画喫茶に行きました。 モテキの主人公みたいな感じの中途半端にモテそうな兄ちゃんが受付に立っていました。その兄ちゃんは、私みたいな者にも優しく接してくれました。「執事みたい…

その4

午前4時すぎくらいに、名古屋駅前に着いて、夜行バスから降ろされました。まだ日が昇っておらず、ほとんど真っ暗であったし、かなり空気が冷たかった。人はほとんど歩いていなかった。この日は晴れると聞いていたから、ネルシャツにカーディガンしか着てなか…

その3

前回の日記では、結局また夜行バスに乗り込みませんでしたね。さすがに今度こそ乗り込むところまで行きたいと思います。 僕が選んだ一番安いバスの前では、スーツを着た怪しいおっさんが2人、ぼそぼそした声で客の案内をしていました。一方、他の高そうなバ…

その2

前回の日記ではとくに需要もない指原の話を長々としてしまい、すみませんでした。指原の話はどうでもよくて、梨華ちゃんの舞台を観に行ったんですよ、名古屋まで。前回はどこまで書いたっけかなあ。そうか、名古屋行きの夜行バスに乗る前のところまでか。っ…

その1

細雪 (上) (新潮文庫)作者: 谷崎潤一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1955/11/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (107件) を見る 先日、梨華ちゃんの舞台『細雪』を観るために、名古屋まで行ってきました。新幹線などはとても…