メッセをした。なんとなく麻薬の話になった。オランダには麻薬がたくさんあり誰でも簡単に入手できる、という話を聞いた。
オランダというのはそんなに良い国だったのだなあ。万が一、梨華ちゃんから「ご縁がなかったようで・・・」と言われるような事態に立ち至った場合、宝くじを当ててオランダへ行こうかな。そしてヘロイン漬けの幸福な日々を送るのだが、半年もたったころには心身ともにへろへろになってしまう。そして月のきれいなとある晩に千鳥足で草原を歩いていて、忘れられた井戸に落っこちる。落ちたときに死ねたらよかったけど死ねず、肋骨が折れ、ヘロインの禁断症状に襲われる。汚れきった地の底でうめき声をもらしながら、ふと美しい夜空を見上げることだろうが、その時に僕はいったい何を思うのだろうか？
