ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

立たない

立たない。


厳密に言えば、立ちが悪い。しすぎなの? 一日一回だけど、基本的に。少ないくらいだと思うが。リカニーに、慣れっ子になっちゃったのだろうか。別の刺激が必要なのだろうか。でも梨華ちゃん以外だともっと立たないような気がする。やばい。インポだ、俺。インポテンツだ。24なのに。どうしよう。立ちが悪いながらも、無理やりするんだけど、ついさっきしたんだけど、あんまり気持ちよくない。気持ちよくないオナニーなんてクソじゃないか! 気持ちよいオナニーがしたいよ。バイアグラ・・・。買おうかな。でもオナニーのためにバイアグラ服用する奴っているのか? なんか間違ってはいないか? でも気持ちよくなるのが目的だとするなら、きっと間違ってはいないね。オナニーのない人生なんて、僕は嫌だよ。そんなのは、梨華ちゃんのいないモーニング娘。みたいなもんだ。エロスが足りない。エロスのない人生なんて。充実したオナニーができなければエロスを充分に堪能できない。立ちたい。わんぱくだったあの頃に戻りたい。僕は年をとりすぎたのかもしれない。無駄に。僕ほど無駄に年取った24歳はいないんじゃないか。僕は人生の先輩なんかじゃない。実質的には、誰よりも年下なんだ。敬語を使うのはよしてくれないか。罵ってくれ。罵倒だよ。あなた達は立派な人間だ。一人残らずね。僕よりは。僕は不能者だし。立たないんだよ。男として、終わってるんだ。下男で、下僕だよ。あなたのね。命令してよ。今すぐ。氏ねとでも何でもいい。ただ、氏ねという命令にだけは、従わないけどね。いや、従えないと言ったほうが正しい。死ぬのが怖いんだ。死ぬほど、死ぬのが怖い。死にたいとは心で思ってるけど、体が、畜生、このケチくさくて強情な体がよう、生きたがりなんだよ。憎らしいほどに。ちょっとひっかいただけで、痛い、痛い、って泣き喚くんだ。こっちが泣きたいっていうのに。この体が。貧弱なくせして、意外にも頑丈なんだ。どんな不摂生したって、風邪一つ引きやしない。腹立たしいよ。煙草吸ってるのだって、酒飲んでるのだって、体を痛めつけるためだよ。でも、僕のこの痩せた体は、嫌味なくらい丈夫なんだ。肝臓も肺も、生き生きしてるよ。そんなに生きたいかって、呆れるくらいだよ。だから、申し訳ないけど、氏ねという命令には従えない。そのかわり、その他全ての命令には従うつもりでいる。靴の裏を舐めろとか、モノを咥えろだとか、どんな屈辱的なことでもいい。いやむしろ、屈辱的であればあるほど、いい。恥辱にまみれたいんだ。まみれさせてくれ。そうしたら、立つかもしれない。Mだから僕は。自分で、Mっ気があると思っているんだ。侮辱されればされるほど、興奮するのでね。本当か? そうでもないかもしれない。痛めつけられて喜んだことは、今までにあったか? いや、ない。ないじゃないか。じゃあ何でMだなんて僕は言うんだ。自分のことをMだって言っておいたほうが、聞こえがいいからかもしれない。Mの人は、Sではないから、人を痛めつけるのが嫌な人なんだ。Mは、きっと思いやりがあってやさしい。自己犠牲の人だ。僕はそう思われたいから、自分のことを、Mだ、どMだって言って回っているんだ。卑劣な男だ。男のすることじゃない。だから立たないんだ。僕は、Sだ。人を痛めつけるのが、実は大好きなんだ。自分が上に立つことを喜んでいる。自分より劣ってる人間を見つけると、この上なく喜ぶんだ。僕は悪魔だ。近寄らないほうがいい。リカニーばっかりしているし、不潔でもある。立たなくても、むりやりするくらい、オナニーが好きだ。でも、一つ言い訳をさせてもらえば、リカニーだとか、オナニーだとかいつも言ってるのは、照れ隠しというやつなんだ。僕は下手をすれば、梨華ちゃん大好き、というセリフを、何万回でも繰り返してしまいそうなくらい、梨華ちゃんが好きなんだ。自分でも馬鹿げていると思うほど真剣に。だから、リカニーとかオナニーとか、そんなことを言って、なんとか自分を愉快な感じに誤魔化しているのさ。あなたにとってはちっとも愉快でないかもしれないけど、僕にとっての、それはせいいっぱいの愉快なんだ。ぎりぎりのところかもしれない。プッツリ切れそうなんだ。こんな日記を書き始めたから。どんどん好きになる。書けば、想いが発散されるのかと思っていたけど、そんなことは全然なかった。むしろ逆だった。書けば書くほど、そして自分の書いたものを読めば読むほど、その想いは気違いじみた勢いで募っていく。そして僕の精神は気違いになった。精神の外側、心の外殻とでも言えるものだけは、正常に見える。でもその内側は。まさに気違い。ここで書いたら即通報されてタイーホされるようなとんでもない犯罪的な妄想を心に描いている。そして、めくるめく妄想とオナニーあるはリカニーともいう、その果てに、僕はどうやらインポテンツになっちゃった。立たない。