泣かぬ蛍が身を焦がす、なのです。
恋し恋しと泣く蝉よりも 泣かぬ蛍が身を焦がす なのです。
「好きだ好きだと口に出して言う人よりも、口に出さない人の方がずっと愛情は深い」
という意味です。
これはちびまる子ちゃんを読んで知ったんですが、いい言葉ですね。
これが、日本人ならではの美しき奥ゆかしさですよ。
今までの僕は、恋し恋しと泣いている、無粋でやかましい蝉でした。
僕はこれから、泣かぬ蛍になり、静かに身を焦がしていきます。
それが、あるべき愛情の姿なのです。
まさに、美勇伝は、そんな奥ゆかしさを持った、
粋な日本女性を体現していると思います。
この雰囲気を維持してもらいたいですね、これからもずっと。