ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

惜別


太宰治の『惜別』を読んだ。
この人の文章は、なんでこんなに美しいんだろう。
一つとして美しくない文がない。
一文一文、読むたびにえもいわれぬ快感を感じる。
あと、情景描写とか、読むのダルかったりするのが普通だけど、
この人の場合は、つるつると自然に頭に文章が流れ込んできて、
自然にその情景が頭の中に形作られる。
内容とかどうでもいいと思えるほどに、
文章が美しく、流れるよう。
天才って、こういう人のことを言うんだろうなあ。