ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

血液検査の結果に落ち込みました

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 今日は、近所のクリニックに行って、先月受けた血液検査の結果を知らされました。血圧は降圧剤を飲んでいることもあって、128の76と問題ありませんでした。しかし血液検査の結果はあまり良いものではなかった。この9か月くらい、ひたすら健康の回復に努めてきた(食事制限・1日30分のウォーキング・禁酒または節酒)ので、かなり落ち込みました。

 具体的なことを言えば、腎臓の状態を示すクレアチニンが1.22とかなり高かった。尿酸値は基準値を超える8.1だった。中性脂肪は158でした。でも尿酸値は9か月前は9.6だったし、中性脂肪は190だったので、確実に改善されてはいます。とは言え、クレアチニンは1.22のままだったし、尿酸値も中性脂肪も基準値を超えているため、やはり落ち込みます。尿酸値に関しては、医師に「いつ痛風の症状が出てもおかしくないよ」と言われて震え上がりました。クレアチニンは数値が上がると人工透析を受けるはめになるらしいことを、グーグル先生が教えてくれました。人工透析痛風で苦しみたくない。それは絶対にいやだ。そう思った僕は、これからも食事制限・ウォーキング・節酒を続けて行こうと固く心に誓いました。

 医師に「お酒って飲んでも大丈夫ですかね?」と恐る恐る訊いてみたら、「飲むなとは言わないけど、控えなければいけないね。飲むなら焼酎とかウイスキーの方がいいね」と言われました。「ビールはだめですかね?」と尋ねると、医師は笑みを浮かべながら「ビールが好きなの? ビールは良くないね。そのせいでこの数値になってるのかもしれないね」と答えました。最近、ビールによる適量飲酒を標榜していた僕は、しょんぼりしてしまいました。ビール3杯ではなく、ビール1杯とハイボール2杯とかにした方がいいのかもしれません。

 僕がなぜこんなに健康を欲しているかというと、健康でなければ楽しいことも楽しいと感じることができないからです。それでは生きている意味がない。今年の初めごろ、体調がすこぶる悪かった時期、大宮アイドールのライブを見ていても、まったく楽しくありませんでした。というのは、高血圧にともなう動悸や不整脈に苦しめられていたからです。健康の大切さを痛いほど感じた僕は、それまでの暴飲暴食をやめて、食事制限・ウォーキング・禁酒を始めました。そして少しずつ健康を取り戻してきて、今に至ります。今は大宮アイドールのライブを見ていても動悸や不整脈が起こらないので、とても楽しいです。

 あと、最近どうしてブログを頻繁に更新しているかと言うと、暇なのもあるけど、「ツイッターに書く文章はあっという間にインターネットの大海に呑み込まれてしまい、誰の目にも留まらなくなる。それはもったいない」と思ったからです。何かがあったら、とりあえずツイッターに下書き的に書きなぐって、ブログで丁寧に書き直す、ということをやって行きたいと考えています。自分の文章を読み返したくなった時に検索しやすいし、僕のクソみたいな文章でも、いつか誰かの役に立つかもしれません。

僕はアルコール依存症

 一昨日の土曜日は、また大宮アイドールに行ってきました。TIGETというサイトで席を予約するんだけど、予約が入ると店側で予約者を把握するから、わざわざスマホの予約画面を提示する必要はないだろうと思い、顔パスにチャレンジしてみました。そしたら普通に入れて安心しました。久しぶりに姫ちゃんに会って、「ふちりん痩せたね!」と言われました。1月末には身長177cmで77kgだったけど、68kgまで落ちました。僕がおこなったのは、炭水化物を減らす食事制限と、1日30分のウォーキングと禁酒です。目標体重の68kgを達成したこともあり、今では適量飲酒に切り替えています。しかしこの日は、つい過剰飲酒をしてしまいました。生ビールを4~5杯までにすべきところ、なんと10杯も飲んでしまいました。今は深く反省しています。その日の夜は動悸がしてほとんど眠れず、命の危険を感じました。翌日には重度の二日酔いになってつらかったです。今後はマジで最高でも4~5杯までにとどめようと思います。

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 大宮アイドールに行く前にソニックシティ前の公園で1杯飲み、大宮アイドールで2杯飲み、魔女っ子バーに行って6杯飲み、場末の居酒屋に行って1杯飲んで帰りました。でも場末の居酒屋を出た後に「また魔女っ子バーに戻って飲もうかな…」と思っていたので、そんな自分が恐ろしいです。あれ以上飲んでいたら心臓発作か何かを起こして死んでいたかもしれません。今日の朝にツイッターを見たら、アルコール依存症の人にフォローされていたので、「僕はアルコール依存症なのかもしれないな…」と思いました。今後は、自分はアルコール依存症なのだという自覚を持って生きて行こうと思います。

 大宮アイドールに顔パスで入った僕は、真ん中らへんのテーブル席に座りました。マスクをつけたまま、フェイスシールドを装着します。生ビールを注文しました。飲食していない時はマスクをつけていないといけないので、数え切れないくらいつけたり外したりしました。これはさすがに面倒くさいなあ、フェイスシールドを装着しているのだから、マスクは外したままでいいのではないか、と思わないでもなかったです。夢咲らむちゃんが僕のところに来て、「ふちりんは結局、はるぴとさきさんのどっちが好きなんですか?」と小声で尋ねました。僕は冷や汗をかきながら、「推しメンははるぴだけど、結婚するならさきっちょかな」と答えました。「そもそも僕みたいなしょうもない子供部屋おじさんは、あんな魅力的な女性たちを選別する立場にないのに、どうしてこのような二者択一をせまられるのか。こんなのは茶番だ!」と思ったけど、同時にまんざらでもない気持ちになりました。その後さきっちょがやってきて、こないだ「結婚しました」という趣旨のチェキを撮ったことに言及し、笑顔を浮かべながら「ふちりん、来年の同じ日に、結婚記念日のチェキを撮ろうね」と言いました。「来年の今頃、さきっちょは既に辞めていそうだし、僕は過剰飲酒が原因で死んでいそうだから、結婚記念日のチェキは撮れないかもしれないね…」と返事しようかと思ったけど、縁起が悪いのでやめておきました。

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 映画館で『鬼滅の刃』を見たと言うつぐちゃとは、映画の感想についてお話しました。つぐちゃは泣いてしまったそうです。僕は泣きそうになったけどギリで涙は流しませんでした。でも周りに誰もいなかったら号泣に近い泣き方をしていただろうと思います。間にコーラを挟んで生ビールを2杯飲み、育成コインをはるぴの箱に全て投入して店を出ました。ソニックシティ前公園で1杯飲んだから、合計3杯。4杯までなら死なないことが実証されているから、あと1杯だけ魔女っ子バーに行って飲もう。まだ午後7時だし。そう考えた僕は魔女っ子バーの方へ足を向けました。大宮アイドールは土日は2部制になっており、第1部は午後4時30分から午後7時00分までだったのです。ライブは午後6時00分から3曲歌われました。魔女っ子バーの開店時間は午後7時00分でした。開店直後に入店するのは恥ずかしいので、あえて駅前のベンチで時間を経過させて午後7時15分頃に入店しました。

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 アイドルの子が特別出勤しており、既に3人のお客さんがいました。僕は生ビールを飲みながら、魔女っ子たちとの会話を楽しみました。カウンターに透明の板が設置されているため、フェイスシールドもマスクもつける必要がなく、喋りやすかったです。ある魔女っ子に年齢を訊かれ、40歳であることを告げると、「ぜんぜん40歳には見えないですね。もっと若いかと思いました」と言われました。社会経験が乏し過ぎるために精神的な幼さが顔に出てしまっているのだろうなと思い、落ち込みました。その子は話しやすかったから、ドリンクあげようかどうしようかと迷っていると、常連さんのエレガさんが入店して、僕の左隣の席に座りました。久しぶりに会えて嬉しくて楽しく、生ビールを1杯だけ飲むつもりがどんどんおかわりしてしまいました。明日仕事があると言うエレガさんと入れ替わるようにして加藤さんが入店したので、僕はさらに酒を飲みました。加藤さんとも久しぶりだったため、話が弾みました。なのでその場で飲みは終わらず、午前0時過ぎごろ、加藤さんがよく行く場末の居酒屋に向かいました。

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 そこで10杯目の生ビールを飲むことになったわけです。先述したように、その居酒屋を出た後、あまり金がないくせに「また魔女っ子バーに戻って飲もうかな…」という思いが頭をもたげたけれど、加藤さんが一緒にタクシーで帰ろうと言うので行かずに済みました。ありがとう加藤さん。帰宅した僕はすぐにパソコンを立ち上げ、酔った勢いで変なツイートを連発し、妙に頭が覚醒していたため、朝方まで『鬼滅の刃』の再放送の録画したものを見ていました。煉獄さんのキャラが劇場版とぜんぜん違うので笑いました。

 飲み過ぎで動悸がしてほとんど眠れなかった僕は、日曜の昼を過ぎてもひどい二日酔いに苦しんでいました。LINEで飯田正樹君から「今日あいてる?」と連絡があり、「あいてるよ」と答えました。午後5時30分に赤羽駅で待ち合わせをして、駅近くの広い公園でまた酒を飲みました。僕は「適量飲酒をするよ」と宣言し、スーパーで麒麟淡麗の350ml缶と、500mlのデカビタCを購入しました。その際、店員さんにセルフレジへ導かれ、自分で商品のバーコードを機械に読み取らせるなどしました。その一連の作業は簡単なものではなく、自分が客でなく店員であるかのような錯覚に陥りました。「いくらなんでもここまでセルフにすることなくない? みんながみんな、やるべきことをちゃんとやれる人間じゃないんやで!」と思いました。シンガーソングライター兼音楽講師の飯田正樹君とは、映画『鬼滅の刃』の話などで盛り上がりました。僕は結局、発泡酒2缶と、デカビタCとコーラを飲んだだけでした。宣言通り、適量飲酒することに成功したというわけです。節酒におけるチェイサーの重要性を強く認識しました。外飲みでは酒とソフトドリンクを同時に買って飲み、居酒屋では酒とソフトドリンクを交互に注文して飲むことにしよう。そう決意しました。ついつい、酒を連続で頼みたくなるので、居酒屋飲みの方が危険性が高いです。自分はアルコール依存症であるという自覚を強く持ち、居酒屋飲みには臨みたいと思います。今のところ、断酒という選択肢はありません。全く飲めないことでストレスが溜まって逆に身体と心に良くないと思うからです。身体と心に良い影響を与えるとされる、いわゆる適量飲酒を標榜しながら、楽しく生きて行きたいと思います。

LiSAさんの『炎』はものすごく熱いガチ恋ソング


LiSA - 炎 / THE FIRST TAKE

 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を見て帰宅したあとに、YouTubeでじっくりLiSAさんの主題歌『炎』を聴いたら、その歌詞がさらに深く心に沁みました。映画館で聴いたときにも薄々感じたけれど、これはものすごく熱いガチ恋ソングだと思いました。以前、「これは熱いガチ恋ソングだ!」と思ってブログにも記事を書いた椎名林檎の『NIPPON』という曲がありますが、あれよりも熱いかもしれません。推しメンが結婚しちゃったときにガチ恋ヲタクが聴いたら、悲しみに負けずに前を向くことができるんじゃないかと思います。

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 最初のほうに「悲しみよりもっと大事なこと」という歌詞があります。個人的にはこれがいちばん僕の胸に深く刺さりました。「悲しみよりもっと大事なこと」っていったい何だろう?と考えさせられました。それはきっと、一つは結婚してしまった推しメンを祝福することであり、もう一つは一人で前を向いて強く生きていくことです。より大事なのは後者だと個人的には思います。祝福は一時的なことだけれど、一人で生きることはこれからずっと続いていくことだからです。曲の最後のほうに「振り返らずに進むから 前だけ向いて叫ぶから 心に炎を灯して 遠い未来まで」という歌詞があります。これは結婚してしまった推しメンに対して、未だに恋心を抱いているけれど、それでも前を向いて力強く生きて行きたい、という意味に取ることができます。

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 「このまま続くと思っていた 僕らの明日を描いていた」という歌詞は、ヲタクがアイドルに恋している状態がこのまま続き、いつかその恋が実って結婚する未来を描いていた、ということです。冒頭の「さよなら ありがとう 声の限り」という歌詞は、今まで推しメンと結婚できるかもしれないという夢を見させてくれたことに対する強い感謝であり、涙ながらの別れの言葉です。ガチ恋ヲタクは、いつかは「推しメンの結婚」という悲しい現実に直面します。一生結婚しないアイドルもいるかもしれないけれど、9割方は結婚します。はっきり言って死ぬほど悲しいです。けれどそれでも、人は生きて行かなければなりません。その場で泣いてばかりいても人生が詰んで行くだけです。結婚した推しメンもそんなことを望んではいないでしょう。前を向いて一人で強く生きて行く必要があります。そんなとき、このLiSAさんの『炎』という熱い曲は、へたり込んで泣いているヲタクを立ち上がらせ、とても強い力で背中を押してくれることでしょう。「梨華ちゃんが結婚しちゃったとき、この曲があったら良かったのになあ」と僕は心から思いました。いまアイドルにガチ恋しているヲタクは幸せ者です。こんなにも心強いガチ恋ソングがこの世に存在しているのだから。

 ちなみに、この曲の解説動画としては、シンガーソングライター兼音楽講師の飯田正樹氏のものがとても分かりやすくてお勧めです。この解説動画を見てから改めて曲を聴くと、「なるほどな!」と思うところがたくさんあります。


鬼滅ファン号泣必須の歌詞!LiSA『炎』の作詞作曲テクを徹底解説!

劇場版『鬼滅の刃』を見に行ってきました

 note長者をめざして、小説第2弾を投稿したところ、前回と同じ方がサポートしてくださって、とても嬉しかったです。しかし他の人は誰も投げ銭してくれないので、「世の中の大金持ちはいったい何をやっているんだ! ツイッターでばらまく金があるなら、恵まれないホイミスライムの作品に100万円くらいお金を投げてくれたっていいだろう!」という気持ちになります。よろしくお願いします。

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 社労士の資格を持っているので、年金アドバイザー2級の資格を取って、月額500円の年金まめ知識マガジンを書く、という構想もあるんだけど、それをするなら専業でやらないと厳しいなと思います。いまは一応別の仕事があって、それをしながら月額500円も取れる質と量のものを書くのは難しいです。だからとりあえず試験的に、昔書いた短い小説に加筆修正してアップしているところなのだけど、やはり毎日1万円投げ銭してくれる石油王は現れず、それどころか読む人の数自体少なく、高評価してくれる人は殆どおらず、世の中は甘くないなと痛感しています。また、noteを見回してみると、僕なんか足元にも及ばない才能を持った人たちが山ほどいて、自信がどんどん減退していきます。ツイッターでもそうですけどね。日本で最も才能ある人たちの姿が常に目に入ってくるので、自己肯定感はどんどん薄れていきます。そんな僕だけど、『鬼滅の刃』を見たり読んだりしていると、「僕も炭治郎みたいに頑張ろう! 三男の末っ子だけど!」という熱い気持ちになれます。でも夢も希望もない40歳の子供部屋おじさんだから、その熱い気持ちは長持ちしません。すぐに元の、自信のない、やる気もないダメすぎるおじさんに戻ってしまいます。だけど子供たちは違う。夢も希望も持てる年齢だから、炭治郎みたいな頑張りを持続することができるだろう。僕はせめて、そんな子供たちに陰ながらホイミをかけていく励ましおじさんになりたいと思っています。

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 今日はその鬼滅の刃の劇場版を見に行ってきました。今週土曜日のテレビ版の再放送を見て、その翌週に見に行く予定だったのだけど、今朝、玄関から「鬼滅の刃」という声が聞こえたことをきっかけに、「あ、今日見に行こう。特に予定もないし」と思ったというわけです。さっそくインターネットで、午後1時からの回を予約しました。映画館に行くのは10年ぶりくらい、エヴァ破を見に行って以来だからひどく緊張しました。ちゃんと予約できるだろうか。スムーズに発券できるだろうか。上手く入場できるだろうか。と不安で、頭の中でシミュレーションを繰り返しました。

 イオンシネマ大宮という所に行ったら、平日の昼間だからか、ガラガラにすいていました。発券機に人が並んでいる、ということはなかったので、発券に手間取って後ろの人たちを苛立たせることを心配する必要はなさそうで安心しました。発券機で予約番号と電話番号を入力し、チケットを発券したところ、紙が2枚出てきて混乱しました。いったいどっちが入場券なのだ? どっちを係の者に差し出せばよいのだ? 僕は「鬼滅の刃」の文字と席番号が印刷されている方が入場券だと推測しました。係の者は、僕が差し出したその紙を確認して、上映ホールを指示してくれました。僕の推測は正しかったようです。入場券を見せる前に、あるハイテクそうな機械の前に立たされ、体温が測られました。36.6度とわりに高かったので「あぶね~。これで熱あり判定が下されたらどうなんねん。クレカ決済してるから面倒なことになるのでは?」と無駄な心配をしました。

 席について午後1時になっても映画は始まらず、20分くらい映画広告や注意映像が流れました。映画館のこういうところ、面倒だよなと思いました。持病のパニック障害の発作が出ないように精神安定剤を飲んでいたけど、映画の途中の不安になる描写で何度かパニック状態になりそうになり、全集中の呼吸をしてしのぎました。おしっこが近いから、始まる前に2回トイレに行ったけれど、中盤あたりからおしっこがしたくなり、「ふみゅう…」となりました。最後らへんでは、炭治郎たちが強い鬼と戦っている一方、僕は強い尿意と戦っていました。しかし『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は面白かったし、泣きそうになったし、心の底から力が湧いてくるとても良い映画でした。小学生くらいの子供たちがたくさん見に来ていたので、僕は思いました。「煉獄さんの生きざまを見て、いじめっ子たちが『やべえ! いじめなんてしてる場合じゃねえ! 強く生まれた自分の力は、弱い人たちを守るために使おう』と思ってくれたらいいな」と。しかしいじめっ子たちはおそらく、たとえそう思ってもすぐに忘れ、ビニール傘を日輪刀に見立てて、『炎の呼吸』とか言って弱い子たちをいじめるのだろう。お前らふざけんじゃねえぞ。

 結局のところ、鬼滅の映画、見に行って良かったです。ただ、パニックの発作が出るのが怖いし、おしっこが近すぎるし、お金も結構かかるので、やっぱり僕には映画館は向いてないなと思いました。地上波の映画を録画して、ちびちび酒を飲みながら自室でのんびり見るのが性に合っているようです。今回みたいに、どうしても見たい映画があれば行きますけどね、もちろん。

コロナ禍における大宮アイドール 2日目

 「noteに記事を1つだけアップしたら、どこかの奇特な富豪が毎日1万円の投げ銭をしてくれるのではないか」という淡い期待を抱いていた僕は、とりあえず大学時代に書いた小説をnoteにアップしてみました。そしたら有難いことに、サポートしてくれる人が現れたのだけど、やはり期待通りには行きませんでした。僕のしょうもない小説にどこかの富豪が目をつけて毎日1万円もの投げ銭をしてくれるかもしれない、なんていう、人生を舐め切った期待を抱いてしまい、すみませんでした。どうやら、真面目に働くしかないみたいです。いやだなあ。適当に働きながら生きていきたいなあ。

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 生まれたくて生まれてきたわけじゃないのに、どうして死にたくなるような労働をしながら生きていかなければならないのだろう、と考えながら日課の30分ウォーキングをしていたら、反対側の車線をパトカーがゆっくり走っているのが目に入りました。そのパトカーは、わざわざUターンして僕の方に向かってきて、すぐ左脇に停車したため、「これはさすがに間違いない! 職質だ! 平日の午後4時に大の大人が普段着でふらふら歩いているからだ!」と思いました。そして「ちょっとお兄さ~ん」と言われると思いきや、何も言われなかったので良かったです。ただ、職質されたらされたで「ツイッターに書くネタができた!」と喜んだかもしれません。

 ウォーキングを終えた僕は、耳毛の処理をしようと思い立ちました。午後6時ごろに大宮アイドールに行くことになっていたからです。右耳の穴あたりに2センチくらいの細い毛がひょろっと生えていました。耳毛って鼻毛より気付きにくくて、鼻毛と同じくらい目立つからやっかいだよな、と思いながら耳毛をちょきんと切りました。

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 大宮アイドールに行く前に、例によって立ち飲み日高に寄りました。客たちは一定の間隔をあけて立っていたから、さすがの立ち飲み日高もソーシャルディスタンスを保つようにしてんのかなと思ったけど、時間が経つにつれ密になってきたので笑いました。このような意識の低い店でユヴァル・ノア・ハラリの『緊急提言 パンデミック』という意識の高い本を読んでいる自分にも笑いました。生ビールを1杯、ウーロン茶を1杯、もつ煮込みを1杯だけ飲食して店を出ました。健康のために適量飲酒を標榜しているので、生ビールは今日4杯までにしようと考えていました。あと3杯、と思いながら大宮アイドールに足を向けました。

 大宮アイドールの店舗に入ると、正規メンバーの渡辺綾ちゃんが出迎えてくれました。促されてトイレの洗面所で手を洗い、アルコールで消毒し、検温され、フェイスシールドを渡されました。前回と違って短髪だったから、フェイスシールドを付けても髪型の乱れが気にならなかった。髪型を気にする人は、短髪にすることをお勧めします。前回、カウンター席に座ったらライブ時に舞台が見にくかったため、今回は舞台正面のテーブル席に座りました。生ビールを注文した僕は、マスクを外し、フェイスシールドを右手でちょいと浮かし左手でジョッキを傾けました。もう慣れたものです。以前はフェイスシールドを着けてまで酒を飲むなんて滑稽きわまると思っていたし、今もそう思っているけど、実際やっていると気にならなくなってきます。だから皆さんも大宮アイドールに行ってアイドルを堪能しながら酒を飲みましょう。ソーシャルディスタンスを保たなければならないので相席はできませんが。

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 先日、このブログで「推しメンははるぴだけど、結婚するならさきっちょだなと思っています」と書きました。それを読んだらしく、はるぴとさきっちょがやってきて、「結局どっちと結婚したいの?」と問い詰められ、僕はまんざらでもない気持ちになりました。いつかは2人とも僕ではないイケメンのお金持ちと結婚するだろうことは分かっていたけれど。僕は「結婚するならさきっちょかな」と、はるぴに対して心を痛めつつ、ブログに書いた通りの返答をしました。でもはるぴとの結婚生活を想像したら「それはそれで悪くなさそうだな」とも思いました。はるぴやさきっちょどころか、誰とも結婚できずに孤独死しそうな男が、こんな上から目線なことを思ってしまい、すみません。どうせ惨めに孤独死するので許してください。将来は不幸になることがほぼ確定している僕だけれど、はるぴやさきっちょと結婚にまつわる話をしていたら幸せな気持ちになれました。刹那の幸せだけど、僕にはそれでも十分過ぎます。2人に心から言いたい、「幸せをありがとう」と。

 さきっちょに「推しメンははるぴだとして、2推しは誰なの?」と訊かれ、冗談抜きで返答に窮しました。なんとなれば、大宮アイドールのメンバーもアイドールBRAVEのメンバーも魅力的な人ばかりで、2推しを1人に絞ることができないからです。
 ということをツイッターに書いたけれども、ここだけの話、2推しはいます。今のところ3人います。さきっちょと、つぐちゃと、キャプテンの白川ももちゃんです。今日ももちゃんは残念ながらいなかったけれど、つぐちゃはいました。つぐちゃは会話が止まった時に「わぁ~」と言う癖があって、僕は会話が止まると「わろとけわろとけ!」と思って笑います。つぐちゃが「わぁ~」と言い、僕が「んふふっ」と笑う、という時間が何回か繰り返されたけれど、それはそれで悪くなかったです。つぐちゃは鬼滅の刃のアニメにはまりつつあるようでした。僕は鬼滅にドはまりしているので、今度会ったときにはもっと鬼滅の話ができたらいいなと思いました。また、つぐちゃに「ふちりんって普段どんなこと考えてるの?」と訊かれ、「大宮アイドールとアイドールBRAVEのことを考えてるよ」と答えました。そのおかげで、梨華ちゃんのことを思ってつらい気持ちにならずに済んでいます。本当に好きな人のことは、たまに思い出すくらいが丁度いいのです。

 僕は午後6時15分くらいに入店して、午後7時からはるぴのソロステが始まりました。僕の知らない曲だったけど、はるぴの高音がとても綺麗だったことを覚えています。午後9時からはメンバー5人によるライブが始まりました。カウンター席からだと光が反射して見えにくかったけれど、テーブル席からだと舞台の正面なので、透明のシートの奥にいるメンバーの姿がわりと良く見えました。メンバーが着けているマスクは透明なものだから、表情も分かります。みんなキラキラした笑顔で歌い、踊っていました。楽しかったです。以前はライブの大音量によって動悸が誘発されて苦しかったけれど、最近はそんなこともありません。確実に体調は良くなってきているみたいです。しかしおそらく、また暴飲をしたら元の木阿弥なので、適量飲酒は常に意識していきたいです。

 午後9時30分に店舗営業が終了し、午後10時までの特典会が始まりました。アイドルたちがお話をしながらチェキに落書きをしてくれる会です。アイドルは透明なマスクをし、ヲタクはフェイスシールドとマスクを着け、アイドルとヲタクの間には透明なシートが胸の辺りまで下ろされていました。ここまで厳重にコロナ対策をしている場所は、世界中でもここだけだろうなと思いました。そこまでしなくても、と思わなくもないけど、万が一ここでクラスターが発生したらアイドル生命が終わりかねないので、これでいいんだと思います。僕ははるぴとさきっちょとチェキを撮っていたから、はるぴとさきっちょが立っている所に行ってチェキに落書きをしてもらいました。僕の通りにくい声はおそらく聞こえないだろうから、僕は二言三言返事をする以外はただ笑っているだけでした。しかし相手の声はしっかりと聞こえたので、さすがプロだなと感服しました。

 はるぴとチェキを撮るとき、「結婚指輪を見せるポーズをしよう」と提案されました。僕は「マジかよ! こんな感じかなあ」と戸惑いながら左手の甲をカメラのレンズに向けました。完成したチェキを見てみると、僕のポーズがひどくぎこちない一方、はるぴのポーズは完璧だったので「さては既に何回か結婚しているな!」と思いました。

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 さきっちょとチェキを撮るときは、結婚指輪をプレゼントするポーズをすることになりました。僕なんかではさきっちょに不釣り合いなので、身体が引けてしまいました。さきっちょには、僕以外の素敵な人と結婚して幸せになってほしいと思います。

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 午後10時で特典会は終了し、ステージに一列に並んだアイドルたちは「特典会を終了します! ありがとうございました!」と叫んで頭を下げました。僕は「わーお! 体育会系だなあ!」と思いながら拍手をして、席を立ってフェイスシールドを外し、テーブルの上に置いて店を出ました。出るとき、はるぴに「チェキ、ツイッターに上げてね!」と言われたため、帰ってすぐにツイッターに上げました。アイドルが顔を出している以上、自分の顔も出すのが礼儀だと考えているので、僕の顔を黒塗りにする等はしませんでした。アイドルが本名を出しているなら、僕も本名を出します。石川梨華という名前は本名だから、僕も梨華ちゃんを好きでいるに当たって田中太志という本名を出しています。大宮アイドールの店舗を出たあと、まだ飲み足りなかったし、ガールズバーに行きたい気持ちがあったけど、なんとか我慢して帰路に就きました。偉い。