ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

夕方、地震


午後4時35分、大地震があったらしい。僕はそのとき駅に向かって歩いていたんだけど、まったく気が付かなかった。駅につくと、電車が遅れていた。乗ったはいいけど、35キロの低速で走った。大宮から新宿まで、普段の倍の1時間もかかった。新宿に着いたら、山手線が止まっていた。開演時間の6時には間に合いそうもなかった。でも友人から連絡があって、45分遅れて開演するらしいことがわかった。会場のある原宿まであと二駅だし、運転再開するまで待とうと思った。しかし電車はなかなか動かない。僕は歩いて原宿まで行くことに決めた。そして道に迷った。東京都庁前に出た。東京都庁は立派なビルディングだった。これ以上迷ったら死ぬるので、新宿駅まで戻った。地図を確認してまた歩き出した。


美勇伝に間に合うかな。もし間に合わなかったら、僕はいったい何のためにここへ来たのか、チケットを買ったのか? ところで梨華ちゃんは大丈夫かな。地震で、怪我でもしていないかな。恐怖でガクガクふるえているんじゃないかな。ああ僕は、梨華ちゃんの手を握って、『だいじょうぶだよ、僕がついているから』なんてセリフを言いたい。でもそれは恰好つけすぎではないか、寒くはないか。言葉はいらないんじゃないか、手を握るだけのほうが」などと、ごちゃごちゃ考えながら薄暗い都会を歩いた。


代々木駅についた。掲示を見てみたら、山手線が動いていることがわかった。原宿まで電車に乗った。