家には誰もいなかったので、オナホールを使うしかないと思いました。写真集はアビューを広げました。そこでふと思ったのは、アビューってどういう意味なんだろう。前の、モナムールなんとかは、どうせ私でオナニーしてるんでしょ、という意味であるらしいことを、ハロプロ大喜利部で知りました。ろくでもない下品な奴だ。なんという悲しくも暴力的なセンスです。梨華ちゃんはきっと悲しむよ、そんな意味だって知ったら。そんなものが金賞だなんて、大喜利部の皆がそんな感じということですか。なるほどね。そんな大喜利部は潰れてしまえばいいんだ。だけど僕はあまり人のことを言えないのではないかと思いました。だってどうせ梨華ちゃんでオナニーしてるんだから。人並み以上にしてるし、そのやりかたはえげつないし、それを公開してるんだから、ろくでもない下品なやつだ。なんという悲しくも暴力的なセンスです。そうは思いながら、反省をするときは口だけの男である僕は、ごめんなさいと言いながら、ちんこにローションを塗り始めました。ぬるぬるして気持ちいいんだ。そして母なる海に飛び込んだのです。とは言ってもそこで窒息することはありません。なぜなら飛び込んだのはちんこであり、息はちゃんと上の口でするからです。じゃあ下の口はあるんだろうかと思いました。僕は男だから、下の口はないんじゃないか。でも肛門はあるから、それを下の口だと言うことは不可能ではないはずだ。僕はそんなことを思いながら、やわらかい海を行ったり来たりしているうちに、えも言われぬものを感じて、梨華ちゃんとはほぼ無縁であるその海に未来への希望を産み落としたんです。