コンサレポ


 の続きを書こうと、1時間くらいPCのモニターを見つめていたんだけど、全然書けなかった。びっくりした。感じたことを言葉に変換することができない。頭が痛くなった。ていうか痒い。さっき頭洗ったばっかりなのにかゆくてたまらない。虫がわいているんじゃないのか。


 ああ、禿げたらどうしよう。そういえば最近禿げる夢をよく見るんだ。ごっそり髪が抜け落ちる夢。3日に1回は必ず見る。なんだろうこれ。何を暗示するんだろう。正夢になったらいやだな。梨華ちゃんは嫌いだろうか、禿げた人は。嫌いだろうなきっと。僕が女の子だったらやっぱり禿げはちょっと嫌だもの。カツラか。アデランス。ほうら、カパカパするんだよ。ズラすことも可能だよ。おもしろいでしょう。禿げになることもできるし、フサフサでいることもできる。いいな。そんなに悪くない気がしてきた。でも失笑されるだけのような気もする。ああやっぱり禿げたくない。だけど僕は毛深いから、大丈夫だろう。いや待て、毛深いってことは男性ホルモンがたくさん出ているってことだから、禿げやすいってことなんじゃないか。そして僕はオナニーいっぱいするからきっと人並み以上に男性ホルモンが出ている。禿げる。間違いなく禿げる。禿げたくない。禿げる! いやだ!


 そんな具合で、もう僕はだめだ。何かしらの才能が僕にはあるんじゃないかと思ってこれまでやってきたけど、やっぱり無かった。残念ながら。自分が一番よくわかる。1時間考えて何も思いつかないって重症だと思う。うまい具合の言葉がさっぱり出てこない。そしてとにかく論理的な思考ができない。論理的な思考ができないから論理的な文章も書けない。だから卒論も書けなかった。さっきみたいに、いつのまにか別の話になる。コンサレポというタイトルなのに、気が付いたら禿げに関する嘆きになる。


 だめだ、僕はだめだ。梨華ちゃんとリカニーしか好きじゃないんだ。そのことしか頭にないんだ。「梨華ちゃん」ってつぶやくことが僕の使命なんだ。つぶやかなきゃいけないんだ。俺、つぶやけ、今、つぶやけ、よし、つぶやくぞ、「梨華ちゃん」っていう具合につぶやくんだ。でもつぶやいてもとくに好ましいことは起こらないんだ。梨華ちゃんが召喚されたりはしないんだ。ただ、やんわりと幸せな気持ちになって、やんわりと切なくなるだけなんだ。でも呟くんだ。よくわからないけど、それが僕の使命なんだ。


 そしてリカニーをするんだ。さっきもしたんだ。今日は後背位を想定してリカニーしたんだ。梨華ちゃんのおっぱいを後ろから揉みながら何かするんだ。恥ずかしいよ。でも素敵なんだ。おどろくほど気持ちいいんだ。病みつきなんだ。病んでいるんだ。治癒されないんだ。死に至る病なんだ。でも死ねないんだ。オナニーが気持ちよくて、またオナニーしたいなって思うから、死ねないんだ。この先もずっと生きて、ずっと気持ちいいことがしたいんだ。


 さて、明日はどんなリカニーをしようかな。どんな体位がいい? でも僕あんまり体位とか詳しくないんだ。騎乗位、正常位、後背位、そのくらいしか知らない。駅弁があったか。うーん、駅弁はあんまりやりたくないな。でも梨華ちゃんとだったら・・・。あ、いけない、興奮してきた。だめだ、やっぱり僕はだめだ。梨華ちゃんとリカニーだけで成立している人間だ。深みというものがまるでない。まったくの中学2年生だ。もしかしたら中学2年生以下かもしれない。無駄に長く生きている。僕ほど無駄な24歳はそんなにいないと思う。そして僕は素人童貞のまま、無駄にオナニーをして、無駄に年を重ねていく。ごめん見栄はった。真性童貞だった。いったい、僕は何歳まで梨華ちゃんを好きでいて、何歳までリカニーをし続けるんだろうか。梨華ちゃんが結婚するまでだろうか。厳しい、そんな人間はちょっと真っ当じゃない。だめだ。どうしようもない。死のう。死ぬしかない。でも、リカニーがしたい。明日もあさっても、しあさってもしたい。絶え間なくしたい。あ、そうか、わかった、だから僕は生きるんです。梨華ちゃんが好きで、リカニーがしたいという、それだけの理由で。他の理由ははっきりいって何にもない。うわあ、頭がかゆいよ梨華ちゃん。禿げたくない! 神様、どうして僕をこんなに劣等に作ったのですか。神様もオナニーするんですか。神様も梨華ちゃんが好きですか。だめですよ、神様にだって、梨華ちゃんは渡さないからな!