その17 ライブの記憶の混同について

 前回の日記で、グループ写真が届いたという話をしましたが、同時にエムラインクラブ*1の会報が届いており、そこには八ヶ岳バスツアーのレポートが載っていました。そのレポートは、梨華ちゃんの写真と、ポップで簡潔な文章とで1ページにまとめられており、「こういうことだよ! 僕のレポートはちょっと冗長にすぎる。いったい誰が読むんだこんな長いもの」と思いました。

 だけど分かってほしいのは、僕はこのバスツアーでそれだけ沢山のことを心に感じたということです。いわゆる心のパレットが、色んな絵の具ですごいことになっているということです。きっと梨華ちゃんも理解してくれるだろうし、苦笑してくれるだろうと思います。僕は梨華ちゃんの苦笑いがとても好きだ。

 会報のレポートには、七夕スペシャルライブのことも書いてあり、セットリストが載っていた。それを見た瞬間、僕の失われかけていた記憶がみるみるうちに蘇ってきた。

 1、いいことある記念の瞬間
 2、恋をしちゃいました!
 3、シャボン玉
 4、ザ☆ピ〜ス!
 5、紫陽花アイ愛物語
 6、理解して!>女の子

 「あれ? 『初めてのハッピーバースディ!』がないぞ」と思った。僕の記憶の中では、確かに梨華ちゃんがこの曲を歌っているのだが、その文字列はそこには掲載されていないのである。

 どういうことなんだろう。僕は確かにこの曲における特徴的な合いの手、パン!パパン!という手拍子をやったような気がするんだけど。そうだ、テレビの土踏まずのせいだ、と思った。
 僕は、ピエールさんの『はてなテレビの土踏まず』という超大手サイトで最近、2年前の梨華ちゃんの誕生日ライブレポートを読んだ。そのライブでは『初めてのハッピーバースディ!』が歌われ、そのことについてピエールさんが書いており、僕は2年前の誕生日ライブの模様をありありと思い出した。それでライブの記憶が時を越えて混同し、七夕バスツアーのライブでもそれが歌われたように信じ込んでしまった、というわけだった。

 テレビの土踏まずのせいだ、と書いたが、別にピエールさんは悪くない。モーヲタテキサイのお手本とも呼べるようなちゃんとしたライブレポを、ちゃんとしすぎていてちょっとムカついてしまう(嫉妬してしまう)ようなライブレポを書いただけで、なんにも悪くない。勝手にそのレポを読んで、勝手に記憶を混同させてしまった僕が悪い。ライブで歌われた曲をきちんと記憶していないなんて、ヲタの風上にも置けない愚行である。梨華ちゃんに「なんなの? ちゃんと聴いてなかったの? まったくもう!」と怒られてもしょうがないと思う。ごめんなさい。

 しかしながら、僕はピエールさんに感謝したいと思う。というのは、ピエールさんのレポを読んだことによって、僕の記憶の中で時を越えた混同が起き、七夕スペシャルライブで歌われることのなかった曲が歌われたことになったからである。つまり、僕だけがその七夕ライブで梨華ちゃんの『初めてのハッピーバースディ!』を聴くことができたのである。しかもパン! パパン!ていう合いの手までやった。肉体にまで記憶が宿っている。ピエールさん、ありがとう。好きだよ。

 ところで、2年前の梨華ちゃんの誕生日ライブでピエールさんに遭遇して、「あ、どうも」なんて言って終演後に2人で飲みに行ったんですけど、ピエールさんのその日のレポでは、ふちりんと飲みに行った事実には一言も触れられてなかったので「あれ?」と思いました。少し寂しい気持ちにはなりましたが、別に怒っていないので気にしないでください。好きだよ。

*1:モー娘の卒業生を中心としたファンクラブ。