ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

石川梨華カジュアルディナーショー〜It's a RIKA time vol.5〜日記その8

 MCの時、梨華ちゃん東京オリンピックの話をしました。「7年後、オリンピックに出る人は、ここから現れるかしらね? …みなさんは年齢的に難しそうですね(笑)」と客席を見まわしながら梨華ちゃんは言いました。おっさんいじりです。近年、梨華ちゃんはヲタの高齢化をいじることがけっこうあります。「みんなもう若くないんだから(笑)」という感じで。梨華ちゃんはもう14年ほども芸能活動をしているので、ヲタには10年以上年輪を重ねている人も多く、頭髪の薄まりや白まり、腹部のふくらみなどが目立ってきています。僕も、梨華ちゃんに本格的に恋しちゃったのがおよそ10年前で、その頃は23歳くらいでした。未来ある若者と言ってもいい年齢だったけど、梨華ちゃん結婚したい、という大きすぎる夢を持っていたため、常に絶望に包まれていました。大きすぎる夢は、いつも絶望と隣り合わせです。それでも生き続けるには、絶望と向き合い、ときに著しく巨大化するそれを打ち倒していく勇気と心の強さ、そして絶望を骨抜きにするユーモアが必要です。今は33歳で、おっさんと言ってもいいような歳になりましたし、ホイミスライムにもなって3年経ちます。梨華ちゃん結婚したい、という夢はとりあえずコインロッカーに預け、いつか梨華ちゃんと2人で飲みにいきたい、というささやかな夢を今は抱いています。そもそも、まず2人で飲んでみないことには気が合うかどうかわからないし、知人にもなっていない段階で結婚のことを口にするなんてちょっとどうかしている、ということに最近になって気付きました。そういえば以前、ある梨華ちゃんヲタのブログで、「梨華ちゃんのおっさんいじりにだんだん腹が立ってきた」という趣旨のことが書いてあるのを見ました。心が整ってないなあ、と感じます。僕は自分がおっさんだということを自覚しているし、おっさんであることを嫌だと思っていないし、梨華ちゃんのおっさんいじりは可愛らしくて好きなんだけど、その人は「まだまだ自分はおっさんではないのだ。若者なのだ」と思っているのだろう。もっと、自分がおっさんであることと向き合い、受け入れていってもいいのではないかと思います。今、我々がおっさんであることは、決して恥ずかしいことじゃないはずです。僕は自分が、紆余曲折はあったにせよ、若者からおっさんになった今でも梨華ちゃんのことをこんなに好きでいられていることを誇りに思っています。梨華ちゃんとの思い出の数だけ白髪が増えている、と考えれば、この白みが増してきた頭髪もなかなか悪くありません。梨華ちゃんもきっと、ファンのおっさんぶりを馬鹿にしているつもりなんてさらさらなくて、むしろ、こんなにおっさんになってもまだ自分のことを変わらず好きでいてくれることを嬉しく思っているんじゃないだろうか。僕は、長谷部選手の「心を整える」を読んで心の整いを得ていたこともあり、梨華ちゃんによるヲタのおっさん扱いを、何の抵抗もなくするっと受け入れることができました。そして、梨華ちゃんのためにも、僕はよりよいおっさんになろう、と思いました。