ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

アイドールBRAVEはるぴの生誕祭

 昨日は僕の推しメンである、「はるぴ」こと兼石はるかちゃんの生誕祭でした。25歳になったとのことです。ちなみに梨華ちゃんは僕の推しメンではなく、片想いの相手です。

 生誕祭の開場時間は午後6時30分だったので、午後2時からはテレ玉大宮アルディージャの今季最後の試合を観ました。ダゾーンには貧しいため加入していません。テレ玉で中継するときだけ試合を観るという、意識の低いサポーターです。その試合はアルビレックス新潟を相手に3対1で勝ちました。最後の最後でめちゃくちゃ良い内容と結果の試合をしたので、「最初からそれをやってくれてれば、昇格できただろうのになあ!」と思いました。高木監督のサッカーの真髄を見たような気がしました。背番号10番の黒川選手と11番の奥抜選手は若いけど本当に良い選手です。きっと来年はもっと活躍し、大宮アルディージャをJ1昇格へと導いてくれることでしょう。

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 サッカーを見終わった僕は、年金の勉強をして、それから外に出る準備を始めました。炭治郎柄のネルシャツを着て、「炭治郎かよ!」と突っ込まれるべきか、はるぴカラーの紫色のチェックシャツを着て、「紫色だ!」と喜ばれるべきか迷いましたが、最終的には後者を選びました。わざわざ生誕祭で「炭治郎かよ!」と突っ込まれる必要はまったくないと思ったからです。はるぴに「紫色を着てきたよ!」とアピールはしなかったので、はるぴに喜んでもらえたかどうかは不明ですが、他のメンバーには紫色を着ていることを笑顔で指摘されたから、きっとはるぴも気付いて喜んでいたことでしょう。

 僕はウォーキングと電車代の節約を兼ねて、自宅から大宮駅まで30分くらい歩きました。早めに大宮駅に着いたため、高島屋ジュンク堂書店で立ち読みして時間をつぶしていたら、開場時間の午後6時30分を過ぎてしまいました。あまり遅れると予約がキャンセル扱いになってしまうので、あわてて店舗に向かいます。換気のため扉が開け放たれた店舗に入った僕は、まず洗面所で丁寧に手を洗いました。そして「つぐちゃ」こと花守つぐみちゃんが消毒液を手にかけてくれて、白い拳銃のようなもので体温を計ってもらいました。本名の田中太志で予約していたため、つぐちゃに「名前たいしって読むの?」と訊かれ、「ふとしだよ」と答えました。僕はマスクを着けた状態でおもむろにフェイスシールドをかぶります。

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 店舗の右はしの一番前の席があいていたので、そこに座りました。目の前には生誕祝いの豪華なスタンドフラワーがあり、「生誕祭実行委員の人たち、頑張っていてすごいなあ」と思いました。僕は何もしていなくてすみません。実行委員の人たちからは、紫色のサイリウムを2本もらったり、色紙にメッセージを書くようにお願いされたりしました。僕はふたたび「生誕祭実行員の人たちはすごいなあ」と思いました。それに引きかえ僕は、推しメンの生誕祭の日でさえ、お会計ができるだけ安くなるように割引券を使ったりしていました。つくづく駄目なヲタクだなと思います。色紙には、「はるぴお誕生日おめでとう! 僕の推しメンはこれからもずっとはるぴです! アイドル人生がんばれ!」と書きました。

 最近の僕は「サンドイッチ飲酒」を標榜しているので、1杯目は生ビールを飲み、2杯目はコーラを飲みました。飲むときはマスクの右側のひもだけを外し、フェイスシールドを左手で少し持ち上げ、右手でジョッキを口に運びました。一口飲むごとにマスクのひもを元に戻しました。「以前まで、いちいちマスクを完全に外して一口飲んでいたけど、この方法のほうがいいな」と思いました。次からはそうします。

 コーラを飲んでいるときに、店舗の照明が落とされました。「まだ午後7時30分くらいだけど、もう生誕祭ライブが始まるのだろうか。それともいつもやるソロステージなのだろうか」と思っていたら、はるぴと「さぁや」が出てきたので、生誕祭ライブが始まったことを認識しました。その曲は『バイバイ、夏』という大宮アイドールの名曲でした。僕はAメロのはるぴパートで、超小声で「支えてやるから支えてやるから支えてやるから、はるかー!」と叫びました。2曲目では、はるぴがソロでバラードを歌いました。何の曲かは分からなかったけれど、はるぴの歌声はとても透き通っていて素敵でした。3曲目は、大宮アイドールの代表曲である『REVIVER』でした。


【MV Full】大宮I DOLL「REVIVER」

 曲が始まると、生誕委員の人たちがサイリウムを折ったので、僕も2本のサイリウムを折って振りはじめました。店舗の中は、『REVIVER』の音楽とメンバーたちの歌声とヲタクたちの手拍子と、紫色のサイリウムの光と、はるぴへの愛情で満たされました。僕はマスクとフェイスシールド越しに、超小声で何回も「はるぴー!」と叫びました。コロナ下での開催であるため、生誕祭は3曲のみで終わりました。少し物足りなく感じたけど、仕方ないです。開催してくれるだけでありがたいです。

 店舗にふたたび照明が灯されてしばらくすると、はるぴが僕のところにやってきたので、少しお話をしました。はるぴが言うには、ステージ上の「ひめちゃん」が僕のことを僕だと分からなかった。なぜならすごく痩せていたから。とのことでした。食事制限と節酒とウォーキングのおかげで約10kgも痩せたから、そう思うのもしょうがないなと思いました。ウォーキングの利点などについては、noteにくわしく書いたので、よかったらご一読ください。

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 ついでに宣伝すると、こないだ、僕のガチ恋人生を総括するめちゃくちゃ長いエッセイをnoteに投稿しました。けっこう評判がよくてとても嬉しいです。コメント欄では、日本で唯一の「ガチ恋カウンセラー」として悩み相談も受け付けています。ぜひご一読ください。

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 コーラを挟んで2杯目の生ビールを飲み干すと、ひめちゃんがラストオーダーを取りにきました。「サンドイッチ飲酒」をして生ビールを3杯飲む予定だったけど、もうラストとのことなので、急きょ2杯連続で生ビールを飲むことになりました。生ビール、コーラ、生ビール、生ビールを注文し、「1杯10円券」を1枚使い、お会計は3千円ちょっとでした。はるぴとチェキを撮ったけど、僕はチェキ無料券を使用しました。生誕祭なのにこれしかお金を使わなくて申し訳ないな、と思いました。貧しいので許してください。月額500円のアマプラから退会せざるをえないほど貧しいのです。映画は地上波でしか見ていません。しかしそれでもわりと十分です。

 「はるぴとは普通にピースをして撮ろう」と思いながら、ステージ上のはるぴのところに行き、「ピースで」と告げました。「私もピースにしようと思ってたの!」と言われたけど、僕は穏健なヲタクなので、「僕とはるぴは気持ちが通じ合っている!」とは思いませんでした。僕はわりに淡々とポーズをとり、感じの良いスタッフさんによってチェキが撮影されました。はるぴは何度も「ありがとう!」と言っていたけれど、「いやいや、僕は推しメンの生誕祭でさえお金をケチる男だから、感謝される資格はないよ」と思って苦笑いしました。

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