大宮アイドールで愛について考えました

 緊急事態宣言が発せられそうだったため、その前に推しメンに「あけおめ~」をしようと考えて、一昨日に大宮アイドールに行ってきました。しかし推しメンのはるぴ(兼石はるかちゃん)は貧血のためお休みになったので「ふみゅう…」となりました。でも2推しの若菜さきちゃんと白川ももちゃんがいるから、あまり深くは落ち込みませんでした。僕はすでに日課の30分ウォーキングを済ませていたけど、お金の節約のためと、さらなる健康のために自宅から店舗まで30分くらい歩きました。僕はお店に入ると、まず洗面所に行って丁寧に手を洗いました。それから今野梨奈ちゃんに「あけましておめでとうございます!」と笑顔で言われながら、額に白い拳銃のようなものを突き付けられました。体温に問題はありませんでした。僕はフェイスシールドを装着し、カウンター席の一番右端に座りました。まずは生ビールを注文し、それを飲み始めます。すると、さいたま市とPayPayとのキャンペーンのチラシが目に入りました。1月5日から1月31日までと書いてあります。「あさってには緊急事態宣言が発せられそうじゃん! タイミング悪すぎぃ!」と思って、その旨をツイッターに投稿しました。

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 それから「さきっちょ」こと若菜さきちゃんに、「ふちりんのブログ見たよ。私のこと心配してくれてありがとう。すごく嬉しかった。年金アドバイザーっていうお仕事があるんだね」と言われました。僕はブログ上で勝手にさきっちょの年金についてアドバイスしてしまったのです。余計なお世話をしちゃったよな、と心のなかで反省しました。今は年金アドバイザー2級の試験に向けて毎日1時間くらい勉強しています。もし合格したら、インターネット上で立派な年金アドバイザーになりたいと思います。

 さきっちょの生誕祭がコロナの影響で中止になってしまったため、チケットを渡して返金してもらおうと考えていましたが、誰に渡すべきかとても悩みました。さきっちょに気付かれないようにするのが一番だと結論した僕は、スタッフの石川さんに声をかけ、「返金をお願いします」と小声で告げました。すると石川さんは、僕がアイドルと話をしているときに、チケットとお金が入った封筒をスッと僕の左脇のところに置きました。ありがたい配慮だと思う一方、その場でお互いにお金を確認しないと、もし封筒の中のお金が足りなかったり多過ぎたりした場合にトラブルになりかねないな、とも思いました。仮に千円足りなかった場合、僕があとで「千円足りなかったのですが」と主張しても、運営に「本当ですか? ふちりんさんが使っただけなんじゃないですか?」と言われるかもしれません。僕には千円足りなかったことを証明する術がないですから、泣き寝入りすることになるでしょう。実は僕もある仕事で報酬をもらうときに、「相手の前でお金を数えるのは失礼なのでは?」と思って数えることなくカバンにしまったことがあります。それは結構な大金だったし、きちんと目の前でお金を数えることはお互いのためになるので、丁寧に数えるべきだったなと今となっては思います。幸い、そのときも今回も、金額はぴったりだったからトラブルにはなりませんでしたが。

 僕は普段、大宮アイドールでは酒しか頼まないのですが、一昨日はなんとなくここで晩ご飯を済ませたいという気持ちになり、生まれて初めてアイドルメニューのパンケーキを注文しました。さきっちょを指名すると、すごく喜んでいたので僕も嬉しかったです。姫ちゃんのソロライブが終わると、パンケーキが運ばれてきました。「パンケーキを食べるのなんて、何年ぶりだろう。十年以上ぶりかもしれない」と思いました。さきっちょはとても丁寧にパンケーキをデコレーションしてくれて、愛を感じました。そのパンケーキは薄っぺらいけど非常においしくて、幸せのパンケーキを食べるよりも幸せな気持ちになりました。幸せのパンケーキを食べたことはないけれど、たぶん僕は間違っていないと思います。

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 パンケーキを食べながらジンジャエールを飲んでいると(節酒中なのです)、常連さんに水色のサイリウムを渡され、「今日はひとみぃ(桜井ひとみちゃん)の2周年記念日なので、3曲目が始まったら使ってください」と頼まれました。いつもながら、大宮アイドールのファンの方々の愛情と行動力には感服させられます。僕は先日、ツイッターで「あるドラマで、コロナが終息した後に愛する男女がハグをしていたけど、コンカフェに通うおじさんはコロナが終息してもハグなんてできないし、握手すら許されないかもしれない。それでもきっと、おじさんとコンカフェの女の子とは、かすかな心の繋がりがあります。僕はそれを愛と呼びたいと思います」と呟いたところ、知らない人から引用RTで「愛ではない」と断言されてイラっとしたことを思い出しました。僕に通知が来るのにタメ口であることと、理由も書かずに断言していることが、むかつきました。僕は頭に血が上って、つい「コンカフェに通ったことのない人には分からないでしょうね」という煽りっぽい文章を含むリプライをしてしまいました。

 ライブが始まって3曲目のイントロが流れると、みんなが一斉にサイリウムを水色に光らせました。僕もそれに続きました。店内はきれいな水色に染まり、まるで水族館にいるみたいでした。ヲタクたちもひとみぃも、とても幸せそうな表情をしていました。僕は「この現場にいても、コンカフェにはかすかな愛すら存在しない、なんてことが言えるのだろうか? いや言えない」と心から思いました。

 ライブが終わると、チェキ撮影タイムが始まりました。僕は無料チェキチケットをスタッフの石川さんに渡し、「さきちゃんで」と告げました。さきっちょはオレンジ色担当なので、僕はチェキ用に大宮アルディージャの服を着たコリラックマを持ってきていました。アルコール入りのウェットティッシュで十分に拭いてあったけれど、このご時世でぬいぐるみを持ってアイドルに近寄るのはいかがなものか、と思い直し、僕は手ぶらでステージに上がりました。さきっちょは飛び上がるようにして喜び、おねんねする時のポーズを取りました。僕もそれを真似しました。カウンターの上にチェキを置いておくと、徐々に色が浮かび上がってきます。「さきっちょはすごく可愛くなったなあ。最近のさきっちょは指原を彷彿とさせるものがあるなあ」と改めて思いました。

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