新しいことわざ


 昨日からずっと考えていたんだけど、「焼け石に水」の別バージョンとして、「山盛りうんこにファブリーズ」というのはどうだろうか。焼け石に水をかけても冷えない。山盛りうんこにファブリーズをぶっかけてもニオイはとれない。前者よりもわかりやすいんじゃないだろうか。いずれは、「焼け石に水」にとってかわることが予想されなくもない。使用例としては、こんな感じになります。「美勇伝のCDをいくら大人買いしても、オリコン1位なんてとれやしないんだよ!山盛りうんこにファブリーズなんだよ!」


 これは、簡単に決まったように見えて、実はそうでもない。紆余曲折があった。意見の対立があった。「山盛りうんこにファブリーズ」と、「一本糞にファブリーズ」の二つが最終候補に残って、「山盛り派」と「一本糞派」との間でかなり揉めた。揉めに揉めた。靖国参拝問題と同じくらい揉めた。


山盛りうんこ派「このことわざを成立させることが可能なのは、山盛りうんこだけだ。一本糞ではファブリーズに負けてしまう。所詮一本だからな。ニオイが消えちゃうかもしれない。山盛りうんこならば、ファブリーズなんか歯が立たない。なにしろ山盛りだから」
一本糞派「山盛りうんこなんて、そもそもが下品ですよ。下劣極まりない。一本糞を見てごらんなさい。実に都会的だ。洗練されている。今時の若者にウケるのは、スタイリッシュな一本糞だ」
山「スタイリッシュ、笑わせてくれるね、どうも。そんなひょろひょろうんこでことわざが成立するわけないだろこの青びょうたんが!」
一本「だいたいですね、山盛りという発想が、田舎者のそれなんですよ!山盛りなんてドカベンラーメン二郎だけで充分だ」
山「ラーメン二郎と一緒にすんな、この糞野郎が!」
一本「糞野郎とはなんです、この山盛りうんこ!」
山「山盛りうんこ? なるほど、褒め言葉だね」
一本「え? 褒め言葉? 僕、いま褒めちゃったの?」
山「そうだよ。だって俺は山盛りうんこ派だからね。山盛りうんこが俺の誇りだからね」
一本「あっ・・・」
山「お前は今、糞野郎と言われて、憤慨したね。一本糞を推しているというのに」
一本「ああ、なんていうことだ、僕は、僕は、糞に対して申し訳が立たない」
山「山盛りうんこで、いいよな」
一本「あなたの、糞に対する真摯な気持ちには負けました・・・」
山「山盛りうんこも、一本糞も、同じ糞だよ。俺たちは、糞仲間だぜ、言ってみれば。山盛りうんこ、共に盛り立てていこうぜ」
一本「はい・・・」


 というわけで、新しいことわざは、「一本糞にファブリーズ」ではなく、「山盛りうんこにファブリーズ」に決定しました。みなさん、どうか盛り立てていってください。山盛りうんこだけに。ちなみに、このうんこは梨華ちゃんのうんこです。


はてなかしまし物語::石川梨華さんモーニング娘。卒業