3日目

 朝起きると、ぱぴりんの残り香はほとんど消えていた。それと同時的に、僕のぱぴりんへの想いもほとんど消えていた。梨華ちゃんへの情熱がほぼ完全に復活していた。つぶやきの頻度も、りかりんが9でぱぴりんが1になった。大丈夫、僕は梨華ちゃんが好きなんだ。よかった。
 ハロモニを観たあと、ラーメンを食べて、また眠った。眠ってばかりいる。けれどもどういうわけか眠っても寝たりない。というわけで夜まで眠った。僕たちはいつになったら帰るんだろうか? まあいいや。
 起きたら、また野球がやっていた。やっぱりイチローは野球がヘタだった。イチローは、はっきりいって野球の才能がない。もう意地を張るのはやめて、襟あしを伸ばした方がいいんじゃないか?

 それから長老宅を出て焼肉を食って帰った。僕たちはこの3日間で、ほとんど何も成し遂げなかった。記憶はぼんやりしている。僕らが手に入れたのは何ともいえない切なさだけだった。死にたくなるような切なさ。無力感。結論としては、この世界は、糞まみれの世界である。襟あしを伸ばすしかない。