4回目

 最後は、東京名器物語をシークレットボックスから引っ張り出し、それでリカニーをした。最近、対面座位に興味があるので、対面座位にチャレンジした。座布団と座布団の間にホールを挟み、それを抱きしめながら出したり入れたりした。僕はだんだん高まってきて、梨華ちゃんを押し倒して、正常位に移行した。ああ、梨華ちゃん、好きだよ、好きだよ、大好きだよ。ふっち君、私も好きよ、好きよ、大好きよ。本当に? よかった、嬉しいな、梨華ちゃん。僕は、梨華ちゃんと相思相愛になったところで、至上の喜びを感じながら、射精をした。

 4回目を終えたところで、僕の中で起こっている洪水はいくらか静まった。水の流れはおだやかになり、水量も減った。だけどそれでも床上浸水だった。僕はちゃぶ台の上に座って、あたりを満たしている汚いどろ水を眺める。しばらくすると、そのどろ水は再び水位を上げはじめる。少しずつ、じわじわと。でも確実に。