こんにちは梨華ちゃん

 昨日の日記のリンク元を見たら、「ふっちくん リカにー」で検索して辿り着いてる人がいました。この人、なんとなく梨華ちゃんのような気がする。梨華ちゃんの香りがする。ラベンダーの香り。以下は僕の推理だけど、まず柴ちゃんあたりが、*甘くないメガネ*を経由して、ふっち君の日記にたどりついた。そしたら、なんか知らないけど、ふっち君という人が、リカニーリカニーって言ってる。柴ちゃんは首をかしげる。リカニーってなんだろう、梨華ちゃんと関係があるようだけど。柴ちゃんはそれからずっとリカニーのことがなんとなく気にかかっていて、梨華ちゃんと会ったときに、ちょっと話題に出す。
 「あのさあ、梨華ちゃん、リカニーって何のことか知ってる?」
 「え、リカにー? なにそれ、知らない。わたしと関係あるのかな」
 「わたしもよく意味がわからなくて、梨華ちゃんに関係あるのは間違いないと思うけど」
 「なんなのそれ、どこで聞いたのよ、リカにーとか」
 「えーとね、インターネットで。確かね、ふっち君という人のサイト」
 「へえ、ふっちくんね。こんど見てみるわ。意味わかったら教えるね。リカにー、うーん気になるわね」
 そんなわけで梨華ちゃんは、ヤフージャパンを開いて、「ふっちくん リカにー」で検索して、ここに辿り着いた。それが昨日。もしかすると今日も、お気に入りから飛んできて、まさにこれを読んでるかもしれない。ああ、どうしよう! 梨華ちゃん! ねえ、あの、ふ、ふっち君といいます、あの、恥ずかしい! あのね、なんていうか、梨華ちゃんのこと、僕はいつも、かげながら応援してるっていうか、あの、ディナーショーのときのこと、覚えてるかなあ、11月の。そのとき僕、かげながら応援してますって言って、おもいっきりスベったんだけど、覚えてるかな。覚えてなくても、全然いいんだけど、もしそうなら、いま覚えてください、ふっち君といいます。ふちりんっていう別名もあります。恥ずかしいんだけど、本名は太志っていいます。変な名前だよね。ごめんね。あのね、梨華ちゃん、ちょっと待って、別のサイトに飛んでいかないで、まだちょっとだけここにいて。ハロプロテインを読むのは僕の話を聞いてからにして。あのね、じつはね、僕はね、もしかしたら、いやたぶん、想像ついてると思うんだけど、あのね、僕はね、梨華ちゃんのこと、あの、す、す、す、す、スカンジナヴィア半島には、行ったことあるかなあ、梨華ちゃん? いや別に、あってもなくてもどっちでもいいんだけど、いやそうじゃなくて、ちがうよ、梨華ちゃんに対して無関心というわけじゃなくて、そうじゃないよ、僕はそれどころか、さっきもいいかけたように、梨華ちゃんのことが、ことが、す、す、す、す。好きです。大好き。あのね僕ずっと、ずっと、死ぬまで、梨華ちゃんのこと待ってるからね。重いかな、こういうのって。ごめんね。ごめんね。