ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

メイド喫茶

 今日は、ざっさんとLeaderさんと池袋のメイド喫茶に行ってきました。Leaderさんは相変わらず、あさっての方向を向いたギャグを連発していました。ざっさんは持ち前のトークセンスを生かして小気味良い会話をして、たまに、もじもじしているだけの僕に話を振ってくれました。ざっさんは優しいなあ、と思いました。話を振ってもらっても、「そうだね!」とか「そんなことないよ!」とかのイエスかノーしか言えなかったので、僕は本当にダメな人間だなあと思いました。僕はりこちゃんという子をかわいいなあと思って、ずっと見つめていました。りこちゃんが他の人と仲良く話していると、ちょっと嫉妬しました。閉店の時間になって、りこちゃんにスタンプカードを押してもらいました。僕は、帰りたくない、ずっとここにいたいと思ったので、ご主人様方が席を立ったあとも、椅子に座ったままでいました。すると、メイドさんたちが「ご主人様、おでかけの時間ですよ!」と言いましたが、「おでかけはしません! 今日はここに泊まります」と僕は主張しました。僕の好きなりこちゃんは「ふちりん、わがまま言わないで、今日のところは帰ろうよ」と優しく言ってくれたし、他のメイドさんも説得してくれたのですが、僕は「やだやだ! ずっとここにいるもん! お出かけしないもん!」の一点張りでした。すると店の代表さんが出てきました。その人はまるでヤクザのような風体をしていました。その人が、「ご主人様、おでかけの時間ですよ!」とドスのきいた声で言いましたが、「僕はここのご主人様ですから、出かけるかどうかは自分で決めます!」と僕は応じました。代表さんはしばらく僕に帰るよう促がしましたが、やがて諦めて、メイドさんたちとともに店を出ていきました。みんな、ホームレスを見るような冷たい目で僕を見ていたのが印象的でした。僕は灯りが落ちて暖房も切られたメイド喫茶に一人取り残されました。灯りをつけて暖房をつける気には、どうしてだろうか、なりませんでした。僕はもとの位置に座ったまま頭をかかえ、「さむい、くらい、さみしい」という三つの言葉を、朝になるまでずっと繰り返しました。朝になると僕は、店を出て、出口のすぐそばにあるエレベータに乗り込み、上がったり下りたりしながら、「さむい、あかるい、さみしい」という三つの言葉を開店時間になるまでずっと繰り返しました。(この物語は、途中からフィクションです)