お風呂

 が沸いた。僕はオナホールとおっぱいちゃんをバスタオルに包み、風呂場に向かった。梨華ちゃんの写真を忘れたことに途中で気付き、取りに戻った。ダブってしまった写真をポッケにさしこみ、また風呂へ向かった。

 バスルームに入り、体を綺麗にしてから湯につかる。梨華ちゃんの写真を見る。まさか梨華ちゃんも、お風呂で生写真見られてるとは思わないだろうなあ。ふふふ。ごめんね。好きだよ! 僕は窓ぎわに梨華ちゃんの写真を立てかけた。するとスキマ風に煽られ、梨華ちゃんの写真が湯の中にスパッと入った。「ああ梨華ちゃん!」と、溺れている梨華ちゃんを救い出す。写真はふやけることなくピンピンしていた。よかった、梨華ちゃんは元気そうだ……。だけど念のため人工呼吸をすることにした。「すぱー、ぷひゅー。梨華ふぁん、だいじょうぶ?」。僕は念には念を入れるタイプなので、心臓マッサージもすることにした。いよいよ生採りおっぱいちゃんを登場させ、湯船の中でマッサージし出した。「梨華ちゃん、だいじょうぶ? ねえだいじょうぶ? 心臓って左だっけ、右だっけ、どっちだっけ? わかんないからどっちもマッサージするね。心臓ちゃんと動いてる? はあ、はぁ、梨華ちゃん。念のため乳首もマッサージするよ。こりこり。なめなめ。ちゅぱちゅぱ。あ、梨華ちゃん、もう、ぜんぜん大丈夫みたいだね。元気そのものだね、梨華ちゃん。よかった。セックスしよう」

 湯船から出て、風呂用のイスの上に梨華ちゃんの写真と生採りおっぱいちゃんを置き、左手にはオナホールを持ち、セックスみたいなものを開始した。梨華ちゃんの小ぶりなおっぱいを揉み、舐め、梨華ちゃんの優しく温かな穴に出し入れし、何度も何度もくちびるを重ねた。「梨華ちゃん梨華ちゃん、好きだよ、愛してる」。そして3分くらいして、中出しをした。梨華ちゃんはどうやら外出しを望んでいたようだけれど、そんなのは知るか。ふざけんじゃねえ。妊娠させてやる。孕ませればこっちのもんだ。そうすれば他の誰の精子梨華ちゃん卵子には辿り着けないんだからな。ざまあみろ。もこみちにだって、徹平にだって、誰にも、梨華ちゃんは渡さないからな。ぜったいに。

 しかし我に返ると、僕の精子はどこにも到達していないことがわかった。オナホールの奥で行き止まっていることがわかった。おっぱいは梨華ちゃんのおっぱいではなく、2800円で買ったシリコン的なもの製おっぱいだということに気付いた。梨華ちゃんの顔だと思っていたものは、ハロショで色んな人に売られているコダックの写真にすぎなかった。僕はオナホールを握りしめ、精液を絞り出した。シャワーを出すと、それは排水口に吸い込まれていった。僕がどれだけ梨華ちゃんを好きでも、愛しいても、そういう愛情もまた、どこか暗いところに吸い込まれ消えていくのだろう。排水口を見つめながら、僕はとても純粋な絶望を感じた。いま梨華ちゃんは何をしているんだろう? 梨華ちゃん、僕はね、リカニーが終わったところなんだよ。最高だったよ。気持ちがよかったんだ。