ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋しているおじさんの記録

ライブが

 終わりそうになった。梨華ちゃんが「もう終わりだよ、さみしいけど、終わりだよ」っていった。「でもまだ伝説はつづくんだよ」っていった。「また会いましょう。また観にきてね!」。僕はなんだかむなしくなって、そのあと腹が立った。なんで終わるんだよ。意味がわかんないんだよ。終わるのが残念なら終わらせなければいいだろう。別れがさみしいのなら別れなければいいんだ。いつまでだって、続ければいいじゃないか。僕だって疲れてるけど、別にかまわないよ。続けるんなら疲労なんて気にしないよ。なんなら僕が舞台に上がったって構わないんだぜ。梨華ちゃん以上におどり狂ってやるよ。オールナイトでやろうぜ。明日のことなんて関係ないだろう。今のままみんなでずっとここにいて、ずっと歌いつづけていようよ。そうだ、もし太陽のやつがのぼってきやがったら、僕がかきけしてやる。ドラゴンボールみたいにさ。星なんか簡単に消せる。太陽がなくなれば、空にうかぶのは月だけになる。真っ黒な月。そうしてオールナイトがやってくるんだ。永遠の夜。僕は梨華ちゃんといっしょに永遠の夜をすごすんだ。みんなどうしてだ? どうして、すんなりと終わりを受け入れてしまうのか。僕はいやだ。終わりなんていやなんだ。梨華ちゃんと別れたくない。梨華ちゃんのいない明日なんて、糞じゃないか。なんだよ。なんで終わるの? 梨華ちゃんは、本当にさみしいなんて思っているのかな。そう疑ってしまうくらい、君の別れの言葉は紋切り型で、うす味だね。